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J-GLOBAL ID：201702213838982797   整理番号：17A0503475

竹資源の生理活性物質としての利用法の開発(II)-竹抽出残渣を原料とした素材の悪臭除去特性-

著者 (5件)： 松井直之 (森林総合研) ,  橋田光 (森林総合研) ,  大平辰朗 (森林総合研) ,  村上知由 (大倉工業) ,  福家正志 (大倉工業)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.Q18-P2-20  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 竹材の消費拡大のため,我々は竹材をマイクロ波減圧コントロール水蒸気蒸留法に供し,抽出液と抽出残渣を得てそれぞれを有効に利用するカスケード的利用の確立を目指した研究を行っている。本報告では竹の抽出残渣を配合したパーティクルボードを試作し,その悪臭成分の除去活性を測定した結果,竹残渣を50%配合したボードでアンモニアの除去効果が一般的な木質ボードよりもやや高い傾向にあることが判明した。同時に竹残渣を微粉砕した粉末を調製し,同様に悪臭除去効果を評価したところ,湿式粉砕微粉末はイソ吉草酸とアンモニアに対しすぐれた除去効果を示し,粉砕前よりも活性が向上したことが判明した。これらの素材は生活空間のにおい環境を改善するための内装材料などとしての応用が期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *竹類 ,  生物活性 ,  抽出 ,  残留物 ,  *臭気防止 ,  拡大 ,  水蒸気蒸留 ,  マイクロ波 ,  減圧蒸留 ,  抽出液 ,  再利用 ,  パーティクルボード ,  アンモニア ,  効率 ,  *パネル ,  湿式粉砕 ,  微粉体 ,  内装材料
準シソーラス用語： カスケード利用 ,  除去効率 ,  消費拡大 ,  *木質ボード

分類 (4件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  悪臭  (SB04010I) ,  吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 竹 ,  資源 ,  生理活性物質 ,  開発 ,  抽出残渣 ,  原料 ,  素材 ,  悪臭除去