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J-GLOBAL ID:201702213845784005   整理番号:17A1439640

黒色腫と妊娠関連黒色腫におけるG蛋白質共役型エストロゲン受容体の発現【Powered by NICT】

Expression of G protein-coupled oestrogen receptor in melanoma and in pregnancy-associated melanoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 1453-1461  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2666A  ISSN: 0926-9959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:黒色腫のホルモン感受性と腫瘍進行における古典的なエストロゲン受容体(ER)α及びβの役割は矛盾した結果を集中的に研究した。‘非古典的’G蛋白質共役エストロゲン受容体(GPER)の存在は,ヒト黒色腫組織に調べられていない。【目的】は伝統的な予後マーカーと無病生存(DFS)との相関における妊娠関連(PAM)と非妊娠関連(NPAM)黒色腫におけるGPER,ERαとERβの発現を解析すること。【方法】受容体蛋白質レベルは81ホルマリン固定パラフィン包埋黒色腫組織における免疫組織化学を用いて試験した。PAM(n=38)は非妊娠女性(NPAM W)(n=22)および男性(NPAM M)(n=21)を含む年齢Breslow厚さ整合例(n=43)と比較した。受容体発現とD FSの間の関係は,単一及び多変量Cox比例ハザード回帰により分析した。【結果】G蛋白質共役エストロゲン受容体はPAMとNPAMの両方で検出された。41(95.1%)GPER陽性黒色腫の39では,GPERとERβは共発現した。GPER/ER陽性黒色腫は両性間で有意差(P=0.4383)NPAM(P=0.0001)と比較してないPAMで有意に大きかった。PAMでは,GPERとERβの分布は類似していた(78.4% vs. 81.6%; P=0.8504),NPAM,ERβは性差(59.1% vs. 61.9%)のない代表的なER(60.5% vs. 27.9%; P=0.0010)であった。GPER/ERβ陽性黒色腫は低いBreslow厚さ,低い有糸分裂速度とより高い存在GPER/ERβ陰性例(P=0.0156,P=0.0036とP=0.0001)と比較して腫瘍周囲リンパ球浸潤(PLI)のより良いDFS(HR=0.785, 95% CI 0.582 1.058)を予測すると関連していた。PAMにおけるGPERとERβ発現の有意に高い頻度にもかかわらず,PAMとNPAM間のDFSに有意差を認めなかった。1例を除く全てはERα発現を示さなかった。【結論】GPERの存在とERβとの同時発現は黒色腫患者のかなりの部分母集団に新しい予後指標として役立つことができる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  皮膚の腫よう 

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