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J-GLOBAL ID:201702213869181773   整理番号:17A0482745

バイオマス多糖類を加水分解する熱安定性酵素の固定化のための固体結合性ペプチド

Solid-binding peptides for immobilisation of thermostable enzymes to hydrolyse biomass polysaccharides
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号: Feb  ページ: 10:29 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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要旨 背景:固体結合性ペプチド(SBP)は,化学反応を必要とせずに多様な固体材料に強く結合する。それらは,主にナノ材料の機能化に使用されてきたが,熱安定性酵素の固定化へのそれらの使用,および工業規模の生体触媒におけるそれらの実行可能性については殆んど知られていない。 結果:シリカ結合性SBP配列を遺伝的に3つの熱安定性ヘミセルラーゼに融合させた。得られた酵素は融合後にも活性であり,対応する未修飾酵素と比較して,最適なpHおよび温度は同一であったが,異なる熱安定性を示した。シリカ結合性ペプチドは,各酵素のゼオライトへの効率的な固定化を媒介し,単一酵素の生体触媒モジュールの構築を実証した。ゼオライトへの固定化の有無にかかわらず,酵素標品の架橋酵素凝集体(CLEA)は,遊離酵素(シリカ結合性ペプチドを含まない)または架橋していないゼオライト結合酵素よりも酵素リサイクリング中の活性保持が大きかった。ゼオライト上に同時に固定化された3つの酵素全てを含むCLEA標品は,いくつかのヘミセルロース基質を分解することが示された複数酵素による生体触媒モジュールの形成を可能にした。 結論:この研究は,単純および複合多糖類を加水分解するための機能的生体触媒モジュールの構築を紹介した。この技術は,シリカ結合性SBPを利用して,容易に入手可能で安価なシリカ系マトリックス上に熱安定性酵素を迅速かつ簡単に固定化することを効果的に成立させる。単一または複数の酵素からなる生体触媒モジュールの概念の応用を,種々のヘミセルロース性多糖類を加水分解することによって実証した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酵素の応用関連 

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