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J-GLOBAL ID:201702213902094348   整理番号:17A2003574

マングローブ堆積物由来放線菌の抗菌能の評価【Powered by NICT】

Evaluation of antibacterial potential of mangrove sediment-derived actinomycetes
著者 (5件):
資料名:
巻: 112  ページ: 303-312  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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放線菌類は,生物活性代謝産物の供給源としてよく知られている。本研究では,118(13.6%)のうち16株マングローブ堆積物由来の放線菌が,少なくとも1種の細菌に対して抗細菌活性を示した。分離株AMA11,AMA12とAMA21から五種類の抽出物は黄色ぶどう球菌ATCC25923標準株,Staphylococcus epidermidis ATCC35984,メチシリン耐性S.aureus(MRSA)SK1,Acinetobacter baumannii NPRC004とEscherichia coli ATCC25922に対する広域スペクトル抗菌活性を示した。AMA11(AMA11CE)の細胞からの酢酸エチル抽出物は0.5μg/ml~ 1の最低最小発育阻止濃度(MIC)をもつS.aureusとMRSAに対して高い活性を示した。そのMICの四倍の濃度で,AMA11CEを走査電子顕微鏡により分析したMRSA細胞を破壊した。さらに,AMA12(AMA12BE),AMA12CEとAMA21CEの培養液からAMA11CE,酢酸エチル抽出物は,Chromobacterium violaceumにおけるビオラセイン産生を減少させた。さらに,10μg/ml~ 1よりも低い濃度で,全ての五抽出物はS.epidermidis ATCC35984による生物膜形成を阻害した。GC-MSによるAMA11CEから最も活性のある画分の化学分析は3-ニトロ-1,2-ベンゼンジカルボン酸,ヘキサデカン酸,キノキサリン-2-カルボアミドとペンタデカン酸の存在を明らかにした。16S rDNA配列決定分析は,これらの三分離株がStreptomyces属に属することを明らかにした。結果は,マングローブ環境から放線菌は病原性細菌に対する生物活性代謝産物の優れた供給源であることを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗細菌薬の基礎研究 
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