抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,東海地域は自動車産業を基幹として重工業や化学工業が発達し日本の経済を牽引している。粉体に関係する産業では,良質の陶土鉱山に恵まれた尾張地区の愛知県瀬戸市で窯業が発展し,昭和時代の高度成長期により多くの需要に対応すべく製造ラインの機械化と自動化が促進された。これらは,原料調合工程や成型工程,絵付けやハンドリングなどの自動機械,ローラーハースやシャトルを用いた焼成工程など工程別に分業化されて,杉山重工(株)を含め各種粉体関係の機器メーカーを生み出し成長させた土壌となっている。最近は,窯業製品自体もセンサーやプラグ,三元触媒などの自動車部品や,電池材料向け焼成用具などのファインセラミックスヘの移行が著しくなっている。