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J-GLOBAL ID：201702213978205228   整理番号：17A1389546

自己免疫疾患における造血幹細胞移植:免疫調節過程から臨床的意義まで【Powered by NICT】

Hematopoietic stem cell transplantation in autoimmune disorders: From immune-regulatory processes to clinical implications

著者 (4件)： Zeher Margit (Division of Clinical Immunology, Faculty of Medicine, University of Debrecen, Debrecen, Hungary) ,  Papp Gabor (Division of Clinical Immunology, Faculty of Medicine, University of Debrecen, Debrecen, Hungary) ,  Nakken Britt (Centre for Immune Regulation, Department of Immunology, University of Oslo, Oslo University Hospital, Rikshospitalet, Oslo, Norway) ,  Szodoray Peter (Centre for Immune Regulation, Department of Immunology, University of Oslo, Oslo University Hospital, Rikshospitalet, Oslo, Norway)
資料名： Autoimmunity Reviews  (Autoimmunity Reviews)
巻： 16  号： 8  ページ： 817-825  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3121A  ISSN： 1568-9972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己免疫疾患は,標的自己抗原自己反応性TおよびB細胞の発達により特性化され,これは最終的に慢性および持続性臓器障害をもたらす可能性がある。自家造血幹細胞移植(AHSCT)は重篤な,治療抵抗性自己免疫疾患患者の治療における新しい道を開いた。AHSCTの背後にある免疫調節機構をレビューし,器官特異的および全身性自己免疫疾患の治療に関連した臨床の経験を要約した。調節性能力をもつと種々の免疫コンピテント細胞の複雑な相互作用はAHSCT後再占有免疫系,ある種の自己免疫疾患において重要な臨床的改善につながる可能性があることを相乗的に制御すると考えられる。しかし,AHSCTの広範な使用は本質的に制限された,前処理と比較的高い治療関連死亡率の重篤な副作用のためにさらに,新しい有効かつ安全な治療法の開発と生物学的製剤の夜明けは,過去10年間にその適応を制限した。それにもかかわらず,適切な患者選択と経験の増加移植中心の,リスクを最小化できると,従来の治療法が成立しないときAHSCTは多発性硬化症および全身性硬化症における合理的な選択のままであり,疾患の進行は不可避である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 安全性 ,  キャラクタリゼーション ,  生物学的製剤 ,  *自己免疫病 ,  死亡率 ,  自己抗原 ,  相互作用 ,  *造血幹細胞移植 ,  治療法 ,  反応性 ,  多発性硬化症
準シソーラス用語： 全身性強皮症 ,  治療抵抗性 ,  自家造血幹細胞移植 ,  *免疫修飾 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 自己免疫疾患 ,  自家造血幹細胞移植 ,  臨床応答 ,  免疫学的背景

分類 (1件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自己免疫疾患 ,  造血幹細胞移植 ,  免疫調節 ,  過程 ,  臨床的意義