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J-GLOBAL ID：201702214039793075   整理番号：17A0592914

アミノキシルラジカルや無機-有機ナノ複合系の構造特性化のための先端磁気共鳴技術

Advanced Magnetic Resonance Techniques for the Structural Characterization of Aminoxyl Radicals and Their Inorganic-Organic Nanocomposite Systems

著者 (2件)： Eckert Hellmut (Institut fuer Physikalische Chemie, WWU Muenster, Corrensstrasse 30, 48149, Muenster, Germany) ,  Eckert Hellmut (Instituto de Fisica Sao Carlos, Universidade de Sao Paulo, CP 369, 13560-970, Sao Carlos, S.P., Brasil)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 23  号： 25  ページ： 5893-5914  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子スピンと核スピンは,局所的構造と動的な環境の極めて高感度なプローブである。Zeemanエネルギーレベルは,構造的環境によって創出される種々の型の磁場と電場によって修正される。このために,電子スピン共鳴(ESR)と核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定が,構造分析のきわめて強力な手段になっており,これらが,複雑な固体の構造特性化に幅広く利用されている。本研究で,基礎的な理論的基礎を簡潔に紹介した後,常磁性物質の固体の構造特性化のために最も広く利用される技術とこれらの応用が明らかにされる。ESRとNMRの両方で観察されることは,不対電子スピン間の分子間相互作用のモニタリングに有用であり,これらは有機系の強磁性システムの設計のために特に重要である。この効果に基づくESRとNMRの方法は,ポリニトロキシドの合成のモニタリングやアミノキシル層間化合物の触媒機能の評価に利用される。最後に,ESRシグナルの運動動力学への感度が,ナノ複合体系中の分子-表面間の相互作用の特性化に活用される。この研究を背景にしてNMRスペクトルによる検出のための電子スピンから核スピンへの分極移動を利用して最近開発されたシグナル増強戦略が詳述される。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ラジカル ,  *ナノ複合材料 ,  *磁気共鳴 ,  核スピン ,  電子スピン ,  ESR【磁気共鳴】 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  分子間相互作用 ,  強磁性 ,  ニトロキシド ,  層間化合物 ,  *ハイブリッド複合材料
準シソーラス用語： *アミノキシルラジカル ,  *有機無機ハイブリッド複合体

著者キーワード (5件)： aminoxyl radical ,  electron spin resonance ,  nitroxide radical ,  nuclear magnetic resonance ,  organic-inorganic nanocomposite

分類 (1件)： 磁気共鳴・磁気緩和一般  (BM07010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： アミノキシルラジカル ,  ナノ複合 ,  特性化 ,  磁気共鳴