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J-GLOBAL ID：201702214101384853   整理番号：17A0340699

温故知新-害虫防除剤デザインの工夫から-随想

著者 (1件)： 山本出 (東京農大)
資料名： 日本農薬学会誌  (Japanese Journal of Pesticide Science)
巻： 42  号： 1  ページ： 22-27  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： F1156A  ISSN： 2187-0365  CODEN： NNGIBJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 古典有機化学者が過去に行った害虫防除研究から得た教訓,今後の展望,やり残したことなどを述べ,後学の資としたい。農薬のデザインには化学合成と生物情報からのアプローチが考えられる。生理・生化学的な観点から開発された殺虫剤がピレスロイド,ロテノン,ネオニコチノイドなどであり,害虫の生態学的知見を逆用したフェロモンなども害虫防除に利用されている。研究者は好奇心を持ち,絶えず夢を追うべきである。

シソーラス用語： *害虫防除 ,  ネオニコチノイド系殺虫剤 ,  ピレスロイド系殺虫剤 ,  *殺虫剤 ,  有機リン系殺虫剤 ,  化学合成 ,  生態学 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 昆虫生態学

分類 (1件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (1件)： ロテノン

引用文献 (17件)：

• 1) M. Matsui and I. Yamamoto: Pyrethroids, In “Naturally Occurring Insecticides,” ed. by M. Jacobson and D. Crosby, Marcel Dekker, New York, pp. 3-70, 1971.
• 2) 山本 出:東京農大農学集報 17, 273-313 (1973).
• 3) I. Yamamoto and J. E. Casida: J. Econ. Entomol. 59, 1542-1543 (1966).
• 4) I. Yamamoto and Y. Katsuda: Pestic. Sci. 11, 134-140 (1980).
• 5) J. Fukami, I. Yamamoto and J. E. Casida: Science 155, 713-716 (1967).

タイトルに関連する用語 (2件)： 害虫防除剤 ,  デザイン