文献

J-GLOBAL ID：201702214140957643   整理番号：17A1558729

廃水処理と河川系中の有機微量汚染物質の運命:サンプリング戦略の展望と複合消費速度と分解性の不確実性評価【Powered by NICT】

Fate of organic microcontaminants in wastewater treatment and river systems: An uncertainty assessment in view of sampling strategy, and compound consumption rate and degradability

著者 (6件)： Aymerich I. (Catalan Institute for Water Research, Emili Grahit 101, Scientific and Technological Park of the University of Girona, 17003 Girona, Spain) ,  Acuna V. (Catalan Institute for Water Research, Emili Grahit 101, Scientific and Technological Park of the University of Girona, 17003 Girona, Spain) ,  Ort C. (Department of Urban Water Management, Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology (Eawag), Ueberlandstrasse 133, 8600 Duebendorf, Switzerland) ,  Rodriguez-Roda I. (Catalan Institute for Water Research, Emili Grahit 101, Scientific and Technological Park of the University of Girona, 17003 Girona, Spain) ,  Rodriguez-Roda I. (LEQUIA, Institute of the Environment, University of Girona, Campus Montilivi, Carrer Maria Aurelia Capmany, 69, E-17003 Girona, Catalonia, Spain) ,  Corominas Ll. (Catalan Institute for Water Research, Emili Grahit 101, Scientific and Technological Park of the University of Girona, 17003 Girona, Spain)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 125  ページ： 152-161  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境への有機微量汚染物質の関連性の認識の高まりは廃水処理施設(WWTP)と河川中のこれらの化合物の減衰に関する研究の増加をもたらした。しかし,減衰推定に及ぼすサンプリング戦略(複合材料試料の頻度と持続時間)の影響はほとんど知られていない。著者らの目標は,複合材料試料の頻度及び持続時間は,WWTPと河川における減衰推定の不確実性にどのように影響するか評価することであった。さらに,化合物消費速度と分解性は不確実性をどのように影響するかを評価した。評価下水道パターン発生器を用いたPuigcerda(イベリア半島北東部)の総合的廃水システムとWWTPと河川の連成モデルをシミュレーションによって行った。結果はサンプリング戦略であるWWTPの流入水で特に重要であることを示した,特に関心のある化合物を含むトイレフラッシュの数が小さいとき(≦100トイレ化合物日~ 1フラッシュ)と,WWTP排水とWWTPの混合効果に起因する河川では重要である。例えば,WWTPで,24時間複合試料を収集するために15分のサンプリング周波数を用いた50パルスD~( 1)中に存在する化合物を評価する場合,減衰不確実性は94%(0%分解)から9%の範囲(90%分解)。河川における減衰の推定はWWTPsにおけるよりも致命度は少ない,減衰不確実性は評価した全てのシナリオで10%以下であった。興味深いことに,減衰の推定における誤差は通常は殆どの試料採取戦略と化合物特性に対する荷重(例えば消費と分解性)のそれらより低く,WWTPでの低消費と不適切なサンプリング戦略を持つ化合物と反対のことが起きる。,サンプリングキャンペーンを設計する際に,化合物の消費と分解性の影響と同様に減衰推定の精度の望ましいレベルを考慮すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *廃水 ,  下水処理施設 ,  下水道 ,  複合材料 ,  *廃水処理 ,  パルス ,  便所 ,  継続時間 ,  *河川 ,  廃水処理施設 ,  排水 ,  *不確実性
準シソーラス用語： 流入水 ,  *分解性 ,  *微量汚染物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 微量汚染物質 ,  Removal ,  不確実性 ,  WWTP ,  河川 ,  下水パターン発生器

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 廃水処理 ,  河川 ,  微量汚染物質 ,  サンプリング ,  戦略 ,  展望 ,  消費 ,  分解性 ,  不確実性評価