抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近,舘-三浦の多面殻(TMP)は,軸方向にも,半径方向にも折り畳めることからミウラオリの3次元版として注目されつつある。著者らは,TMPを二枚貼り折りの一種ととらえ,野島の多面殻(NP)と比較して分析した。両者とも現存のエネルギー吸収材と同様に折り曲げプレスとスポット溶接の組み合わせで製作と安価に製作できる可能性がある。そこで,自動車のエネルギー吸収材としての適用可能性の検討を行った。共に初期のピーク荷重も生じず,TMPは途中で折れ曲がりが生じ,NPよりエネルギー吸収量は小さいものの,折れ曲がり後も極端な反力低下は生じず,現行の矩形断面並みのエネルギー吸収量が得られることを示した。(著者抄録)