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J-GLOBAL ID：201702214207477375   整理番号：17A0621990

旧大雲院本坊指図の考証と復元

Historic consideration and the reconstruction study on the old ground plan of the priest’s main living quarters in the former Daiun-in Monastery

著者 (5件)： 吉田健人 (公立鳥取環境大) ,  高後敬太 (ジューケン) ,  高後敬太 (公立鳥取環境大) ,  木村鴻汰 (公立鳥取環境大) ,  浅川滋男 (公立鳥取環境大)
資料名： 公立鳥取環境大学紀要(Web)
号： 15  ページ： 47-62 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U0931A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鳥取東照宮は慶安3年(1650)に鳥取藩の初代藩主,池田光仲が曾祖父の徳川家康を祀るべく,樗谿の地に勧請したものである。江戸時代の鳥取で御宮といえば東照宮を指し,藩内の神社として最高の格式を誇った。大雲院は東照宮を運営する別当寺として,東照宮の隣接地に境内を構え,徳川家歴代将軍の位牌安置所でもあった。本稿は大雲院に所蔵される「旧大雲院本坊指図」を復元的に考察しようとするものである。藩政期の樗谿に所在した大雲院の境内構成を復元し,周辺の東照宮・山水・城下町との配置関係をあきらかにする。旧大雲院の跡地は近代になって緑地公園となるが,歴史性を感じさせる演出に欠けている。本研究の成果は,将来行われるであろう発掘調査の基礎資料となるだけでなく,樗谿の緑地公園が史跡公園に生まれ変わるための重要な足掛かりになるであろう。(著者抄録)

シソーラス用語： *神社 ,  *寺院 ,  公園 ,  遺跡 ,  *古文書 ,  配置計画 ,  跡地利用 ,  歴史 ,  回復 ,  時期 ,  鳥取県
準シソーラス用語： 大雲院 ,  鳥取東照宮 ,  史跡 ,  江戸時代

分類 (1件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 雲 ,  指図 ,  復元