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J-GLOBAL ID：201702214216063438   整理番号：17A0142311

視線入力を活用した障害の重い児童生徒の教材制作環境の提案

著者 (2件)： 大杉成喜 (熊本大 教育) ,  小林秀雄 (ユニコーン)
資料名： 日本教育工学会論文誌  (Japan Journal of Educational Technology)
巻： 40  号： Suppl.  ページ： 149-152  発行年： 2017年01月15日 
JST資料番号： L4329A  ISSN： 1349-8290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 知的障害と肢体不自由を併せもつ児童生徒が学習に利用できる教材制作環境を提案する。近年,安価で精度の高い視線入力デバイスがリリースされた。この視線入力装置(視線マウス)を利用し,これまで特別支援学校で教材制作に利用されてきたMicrosoft PowerPointに外部装置を制御するマクロ機能を加え,開発した出力装置(スイッチボックス)からスイッチ・トイ等を制御する教材制作環境を開発した。制作された教材は,障害の重い児童生徒が視線入力により選択し,外部機器を操作することができた。またその場での改編も容易であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *入力 ,  *心身障害者 ,  *開発 ,  プログラムパッケージ ,  知能障害 ,  身体障害者 ,  CAI【計算機】 ,  学校 ,  出力装置
準シソーラス用語： PowerPoint ,  教育ソフトウェア ,  *教材開発 ,  肢体不自由者 ,  *視線入力 ,  *重度障害者 ,  知的障害 ,  特別支援学校

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (9件)：

• COURTNEY, J. (2015) Eye Gaze Software Curve. Call Scotland, the University of Edinburgh. http://www.callscotland.org.uk/common-assets/cm-files/posters/eye-gaze-software-curve.pdf (accessed 2016.03.01)
• FIRMATA ORG (2014) Firmata protocol http://firmata.org (accessed 2016.03.01)
• 巖淵守, 楊光, 中邑賢龍(2013)コンピュータビジョンを利用した重度重複障害支援 : 人と社会を結ぶインタフェースを目指して, 映像情報メディア学会技術報告 37(12) : 47-50
• 金森克浩, 外山世志之 (2012) 視線解析システムを用いた障害の重い子どもへの視線入力装置の評価. 日本教育情報学会第28回年会, 25?26.
• 北村京子,下村勉,須曽野仁志(2012) 肢体不自由児のためのパワーポイントを用いた「ワンクリック教材」の開発とカスタマイズの有効性. 三重大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 (32) : 39-44.

タイトルに関連する用語 (9件)： 視線入力 ,  活用 ,  障害 ,  児童 ,  生徒 ,  教材 ,  制作 ,  環境 ,  提案