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J-GLOBAL ID:201702214330714803   整理番号:17A1480145

酵母Saccharomyces cerevisiaeを用いたヒト芳香族アミノ酸輸送体MCT10/TAT1の機能解析【Powered by NICT】

Functional analysis of human aromatic amino acid transporter MCT10/TAT1 using the yeast Saccharomyces cerevisiae
著者 (7件):
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巻: 1859  号: 10  ページ: 2076-2085  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トリプトファンはヒトにおける必須アミノ酸と重要なセロトニンとメラトニン前駆体である。モノカルボン酸輸送体MCT10は,腎臓,小腸,および肝臓上皮細胞の基底外側膜を通過する低親和性トリプトファン輸送を仲介するSLC16Aファミリー蛋白質のメンバーであり,正確な輸送機構は不明である。ここでは,Saccharomyces cerevisiaeにおける高親和性トリプトファンパーミアーゼTat2の欠失変異体を用いたヒトMCT10によるトリプトファン輸送を解析するための簡単な機能分析を開発した。媒体中に存在するチロシンはトリプトファンと低親和性トリプトファンパーミアーゼTat1で競合するためtat2Δtrp1細胞はYPD培地で生育しない。MCT10はYPD培地でtat2Δtrp1細胞の増殖を可能にするために出現し,Rsp5ユビキチンリガーゼの欠損細胞に蓄積する。これらの結果は,MCT10は酵母で機能的で,ユビキチン依存性品質管理への課題であることを示唆した。Tat2発現細胞の成長は中性pHで有意に障害されたが,MCT10発現細胞のそれはほとんど影響されなかった。この特性は細胞膜を横切るpH勾配を必要とせずに,促進拡散によるMCT10の輸送機構と一致した。一塩基多型(SNP)はヒトMCT10コード領域において発生することが知られている。MCT10における八SNPアミノ酸変化の中で,N81K変異は発現または局在化の異常を伴わないトリプトファン輸入を完全に消失した。MCT10モデル化構造において,N81はトリプトファンの推定軌道に突き出るように見えた。MCT10及び変異蛋白質の細胞膜への局在は,ヒト胚腎臓293T細胞で検証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の輸送 

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