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J-GLOBAL ID:201702214333854102   整理番号:17A0402703

走査型および透過型分析電子顕微鏡(STEM EDX)は土壌の粘土画分中の微量鉱物と微量元素の位置を同定する【Powered by NICT】

Scanning and transmission analytical electron microscopy (STEM-EDX) identifies minor minerals and the location of minor elements in the clay fraction of soils
著者 (3件):
資料名:
巻: 135  ページ: 447-456  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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走査及び透過型電子顕微鏡(STEM EDX)を用いて粘土サイズ粒子の化学分析と元素マッピングは大きく微量鉱物の研究および粘土画分中の微量元素の位置(スペシエーション)を容易にする。STEM-EDXはマイナーな鉱物を同定し,ブラジル南部の大理石,千枚岩,雲母片岩と花こう岩から発達した三種の土壌の粘土画分中の結晶粒の組成を決定するために用いた。STEM-EDX分析の前に粘土は,クエン酸重炭酸塩ジチオン酸やNaOHで処理したそれぞれ酸化鉄とカオリンを除去した。粘土サイズ粒子の化学式をEDX分析に基づいて計算した。粘土画分におけるXRDによって検出されなかった鉱物を,STEM-EDX分析から同定した,フッ素金雲母,baileychlore,サポナイトサウコナイト,ゴルサイクサイト及びクランダル石を含む。フッ素金雲母の部分風化(変化)粒子はF,KおよびMg濃度を低下させた。千枚岩および雲母片岩母岩における高Zn濃度は粘土中のbaileychloreの存在と関連していた。バリウムはカリ長石,スメクタイトとイライトであった。少量のTiはスメクタイトとイライトの八面体層に入っていた。高分解能STEM-EDXによって供給される粘土サイズ粒子の化学分析は,粘土画分の鉱物内の元素の位置を研究するための大きな可能性を持つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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珪酸塩鉱物 

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