抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2016年に心血管の領域は多くの臨床研究結果とガイドラインの更新を公表し、老年心臓血管疾患の診断と治療に参考と根拠を提供した。以下、2016年の老年心臓血管領域の進展について概説する。1 高血圧領域における老年患者の降圧目標値は依然として論争が存在している。2015年の収縮期血圧の介入試験(SPRINT)の結果に基づいて[1]、2016年のカナダ高血圧教育計画は《高血圧ガイドライン》を発表した。血圧の測量、診断、リスク評価、予防と治療[2]は、年齢≧50歳、収縮期血圧≧130mmHg(1mmHg=0.133kPa)の心血管疾患ハイリスク患者に対して、血圧降下治療を考慮すべきで、収縮期血圧目標値は≦120mmHgであるべきであることが示唆された。しかし、一般的高血圧患者の血圧降下目標値は<140/90mmHg、年齢≧80歳の高血圧患者の収縮圧目標値は<150mmHgで、2016年にHOPE-3研究[3]を発表した。女性>60歳または男性>55歳、心血管疾患のない中リスク患者(平均ベースライン血圧は138.1/81.9mmHg)に対して、降圧治療は主な複合エンドポイント事件のリスクを下げることができない。血圧レベルが140/90mmHg以下の患者において、通常の降圧薬の治療は明らかな利益をもたらすことができず、主な治療措置はライフスタイルの介入であるべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】