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J-GLOBAL ID：201702214387672672   整理番号：17A0217663

熱回収ボイラの予熱管の腐食

Corrosion of Preheater Tubes in a Heat Recovery Boiler

著者 (2件)： CHOWWANONTHAPUNYA T. (Kasetsart Univ., Chonburi, THA) ,  JOIPRADIT S. (Electricity Generating Authority of Thailand(EGAT), Nonthaburi, THA)
資料名： Materials Performance  (Materials Performance)
巻： 56  号： 1  ページ： 54-56  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： D0040B  ISSN： 0094-1492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 事例研究として火力発電の熱回収ボイラの予熱管の腐食検査を行なった。炭素鋼製予熱管の使用環境は硫黄含有n160°Cの燃焼ガス雰囲気で,表面温度は120°Cであった。5年間の使用後の調査を行なった。外観目視観察,腐食調査解析と考察(硫黄と水分の役割,表面温度の役割,腐食損傷機構)を行なった。この評価と考察から,予熱管の腐食は,燃焼ガス中の硫黄と水分が相対的に低い温度の予熱管表面で凝縮することで発生する高い酸性のH₂SO₄含有電解液によるものであることを示した。このため,予熱管表面温度をH₂SO₄の露点よりも高くすることを推奨した。

シソーラス用語： 発電所 ,  *回収ボイラ ,  *予熱器 ,  炭素鋼 ,  交換 ,  硫酸 ,  凝縮 ,  露点 ,  *腐食
準シソーラス用語： 火力発電所 ,  *排熱回収ボイラ

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱回収ボイラ ,  予熱 ,  腐食