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J-GLOBAL ID:201702214401926477   整理番号:17A0439020

老化関連循環器疾患における酸化ストレスとSalvia miltiorrhiza

Oxidative Stress and Salvia miltiorrhiza in Aging-Associated Cardiovascular Diseases
著者 (7件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.4797102 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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老化に関連した循環器疾患(CVD)には酸化ストレスと密接に関連するリスク因子がいくつかある。Salvia miltiorrhiza(SM)は中国地域社会において何百年もの間CVD治療のために一般に用いられてきた。本研究では,老化関連CVDにおける酸化ストレスへのSMの効果を調べることを目的とした。Medicine,PubMed,EMBASE,Cochraneライブラリー,CINAHLおよびScopusデータベースを用いた文献検索により,SMは抗酸化,抗アポトーシスおよび抗炎症効果を有するだけではなく,血管新生および心保護的作用を示すことがわかった。SMはオキシダーゼを阻害し,スーパーオキシドの産生を低下させ,低密度リポタンパク質の酸化的修飾を阻害し,ミトコンドリアの酸化ストレスを改善することにより,活性酸素種の産生を低下させると考えられる。また,SMはカタラーゼ,マンガンスーパーオキシドジスムターゼ,グルタチオンペルオキシダーゼおよび共役内皮型一酸化窒素合成酵素の活性を上昇させる。さらに,SMは虚血再灌流障害の影響を減少させ,心筋梗塞後の心臓線維症を防止し,冠疾患において心機能を保ち,血管脳関門の完全性を維持し,脳卒中において神経幹/前駆細胞の自己再生や増殖を促進する。しかし,老化関連CVDにおけるSMの有効性を確証するためには,良く設計された臨床試験とランダム化比較試験が必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  循環系の疾患 
タイトルに関連する用語 (4件):
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