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J-GLOBAL ID：201702214415708196   整理番号：17A0706043

旧帝国ホテルの解体から移築に関する研究(その1)-明石信道研究室による解体時調査と解体材料及び復原材料に関する考察-

著者 (5件)： 大内田史郎 (工学院大 建築) ,  豊島麻由佳 (早稲田大) ,  本橋仁 (早稲田大) ,  渡邉舞 (工学院大) ,  中川武 (明治村)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 54  ページ： 711-714  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 旧帝国ホテルの解体から移築完成までの経緯を調査し,「様式保存」の具体的手法を考察した。1967年の解体時の調査資料である実測図面と記録写真を含む「明石信道資料」を分析し,明石信道による解体時調査の背景,解体材料と復原材料等を検討した。その結果,1)「様式保存」は,表出した外観(見た目)の再現を最優先したこと,2)視覚的な意匠の保存と維持管理・安全面を両立させるために当初建物から大きく変更されたこと,3)極力解体材料を採用したが,スダレ煉瓦とスクラッチタイル,テラコッタとテラコッタ風プラスチック,大谷石と大谷石風コンクリート等の復原材料が採用されたこと,等の知見を得た。

シソーラス用語： *ホテル ,  古建築 ,  移動 ,  *解体工事 ,  *回復 ,  博物館 ,  建築様式 ,  保存 ,  研究者 ,  意匠 ,  維持管理 ,  煉瓦 ,  陶器 ,  粘土 ,  凝灰岩
準シソーラス用語： *旧帝国ホテル ,  移築 ,  博物館明治村 ,  明石信道 ,  外観 ,  テラコッタ ,  大谷石

分類 (1件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 解体 ,  研究 ,  明石 ,  調査 ,  復原