抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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転炉中で酸素で脱炭素をする工程での炭素の除去量は最初は僅かであるが,その後著しく増加し,しかる後再び減少する。最初とその次の段階での融体中の炭素の含有量がそれぞれ[C]<sub>ст1</sub>=[C]<sub>мш</sub>(1-ΣC<sub>отх.г</sub>/[C]<sub>мш</sub>)とC<sub>ст2</sub>=A<sub>0</sub>+A<sub>1</sub>・X<sub>1</sub>+A<sub>2</sub>・X<sub>2</sub>-A<sub>3</sub>・X<sub>3</sub>で与えられるとして融体中の炭素の含有量の変化のモデルを作製した。ここで[C]<sub>мш</sub>は鋼原料中の炭素含有量,ΣC<sub>отх.г</sub>は排出ガスによって融体から除去される炭素量,A<sub>0</sub>とA<sub>1</sub>とA<sub>2</sub>とA<sub>3</sub>は定数,X<sub>1</sub>とX<sub>2</sub>は排出ガス中のCO<sub>2</sub>とCOの量,X<sub>3</sub>はCO量<=CO<sub>2</sub>量が成立する瞬間から酸素吹き込み終了までの時間である。このモデルは十分な確度があり,工程の管理に使用できる。