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J-GLOBAL ID：201702214461564120   整理番号：17A0895978

浄水処理対応困難物質(ホルムアルデヒド前駆物質)の分析法の確立と処理性

Analysis of ‘the Chemicals Difficult to Treat by Water Purification’(Formaldehyde Precursors) and Their Removal Efficiency by Drinking Water Treatment

著者 (4件)： 鶴田朋子 (大阪市 水道局 工務部 水質試) ,  北本靖子 (大阪市 水道局 工務部 水質試) ,  森實圭二 (大阪市 水道局 工務部 水質試) ,  平林達也 (大阪市 水道局 工務部 水質試)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 86  号： 7  ページ： 2-13  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成24年5月に利根川水系の浄水場において発生した水質事故を受け,厚生労働省は,同様の水質事故の再発防止策の観点から,通常の浄水処理により水質基準項目等の物質を高い比率で生成する物質を「浄水処理対応困難物質」と位置づけることを平成27年3月に通知した。これを受け,本市ではホルムアルデヒド前駆物質を対象として,分析法の検討及び浄水処理性を明らかにすることを目的としたプラント実験を行った。その結果,8物質中7物質の分析法を確立した。プラント実験の結果,オゾン処理とGAC処理の組み合わせにより効果的に処理できることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 上水道 ,  *浄水施設 ,  河川 ,  水質汚濁 ,  予防 ,  再発 ,  大阪府 ,  高次処理 ,  用水処理 ,  液体クロマトグラフィー ,  LC-MS分析 ,  副産物 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 浄水場 ,  利根川 ,  水質汚染 ,  *水質事故 ,  *再発防止 ,  大阪市 ,  *高度浄水処理 ,  *液体クロマトグラフィー/質量分析 ,  *消毒副生成物

分類 (4件)： 水源,取水,送水,配水,給水  (SC02020I) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  水質管理  (SB02050M) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

引用文献 (18件)：

• 小林憲弘、杉本直樹、久保田領志、野本雅彦、五十嵐良明:利根川水系の浄水場におけるホルムアルデヒド水質汚染の原因物質の特定、水道協会雑誌、81(7)63-68(2012)
• 環境省:ヘキサメチレンテトラミンの排出に係る適正な管理の推進について、環水大水発120911001号、平成24年9月11日(2012)
• 環境省:ヘキサメチレンテトラミンを含有する産業廃棄物の処理委託等に係る留意事項について(通知)、環廃産発120911001号、平成24年9月11日(2012)
• 環境省:水質汚濁防止施行令の一部を改正する政令等の施行について、環水大水発121001300号、平成24年10月1日(2012)
• 厚生労働省:水道水源における消毒副生成物前駆物質汚染対応方策について とりまとめ、平成25年3月(2013)

タイトルに関連する用語 (5件)： 浄水処理 ,  物質 ,  ホルムアルデヒド ,  前駆物質 ,  分析法