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J-GLOBAL ID:201702214506552888   整理番号:17A1213771

トリプトファン246の側鎖における極性と芳香環の両方が標的細胞へのVibrio vulnificus溶血素の結合活性に関与する【Powered by NICT】

Both polarity and aromatic ring in the side chain of tryptophan 246 are involved in binding activity of Vibrio vulnificus hemolysin to target cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 109  ページ: 71-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Vibrio vulnificusは細胞膜に細孔を形成することにより多様な哺乳類細胞に対する細胞溶解を誘導する溶血素/細胞溶解素(VVH)を分泌する。VVHは単量体として細胞膜に結合することが知られており,細孔形成オリゴマに変換した。しかし,標的細胞へのこの毒素の結合の構造的基礎は不明である。底ループに,VVHのTrp246(W246)の側鎖に及ぼす極性とインドール環は細胞膜への結合に関与することを示した。VVHの結合機構を明らかにするために,Arg(W246R),Ala(W246A),又はTyr(W246Y)で置換し,チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞に対するそれらの結合と細胞毒性を試験したW246点一連の変異体を作成した。最終濃度1μg/ml VVH,野生型(Wt)のでは,W246AとW246YはCHO細胞への細胞毒性を結合し,誘導することができたが,W246Rはできなかった。W246Aの細胞毒性活性は,野生型のそれより有意に低かった。これらの知見は,W246の側鎖に及ぼす極性とインドール環の両方が標的細胞膜へのこの毒素の結合に関与していることを示した。インドール環は毒素結合に特に重要な役割を果たす。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物起原の毒性  ,  微生物の生化学 
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