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J-GLOBAL ID:201702214548036910   整理番号:17A0271149

Fenton酸化による嫌気的に消化された都市スラッジの脱水と金属除去

Dewatering and removal of metals from urban anaerobically digested sludge by Fenton’s oxidation
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号: 1-4  ページ: 495-505  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃水処理は大量の余剰スラッジを発生し,脱水と処分は深刻な問題を引き起こしている。最近Fenton反応はスラッジの脱水で有望な結果を示しており,これはゼロ価鉄と過酸化水素の組合せが廃棄物活性スラッジの毛管吸引時間(CST)を約50%削減できるためである。本研究では嫌気的に消化されたスラッジの処理について,Fenton反応がスラッジの脱水と複数の金属の除去へ与える影響について検討した。実験ではフィンランドの廃水処理施設から入手した嫌気性処理が施されたスラッジを使用した。このスラッジに対してpH,鉄イオンの濃度,過酸化水素の量,鉄イオンの濃度と過酸化水素の量の比率を変化させた8種類の条件でFenton酸化を行った。処理後の濾過性,CSTとゼータ電位,硬く結合した菌体外高分子物質(TB-EPS)と緩く結合した菌体外高分子物質(LB-EPS)の比率を測定した。さらに8種類の条件におけるカドミウム,クロム,銅,鉛,亜鉛の可溶性を測定し,以下の結論を得た。Fenton試薬によるスラッジの脱水は36 mMの鉄イオン,360 mMの過酸化水素で顕著な影響を受け,スラッジケーキの比抵抗(SCR)とCSTはそれぞれ99.8%と98.8%削減された。Fenton酸化はスラッジから重金属を大幅に削減した。Fenton酸化中の金属の可溶化プロファイルはスラッジ中の金属の画分に関連していた。鉄イオンと過酸化水素の比率は脱水特性へ大きな影響を与え,1:10が最適な比率であった。Fenton試薬はスラッジの脱水性を大幅に改善する有望な代替法であった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
スラッジ処理・処分  ,  反応操作(単位反応) 

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