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J-GLOBAL ID：201702214550166829   整理番号：17A0621189

客船のデッキ構造の応答と疲労強度に対する非対称鋼製サンドイッチパネル結合部の影響

Influence of Nonsymmetric Steel Sandwich Panel Joints on Response and Fatigue Strength of Passenger Ship Deck Structures

著者 (3件)： ROMANOFF Jani (Aalto Univ., Aalto, FIN) ,  EHLERS Soeren (Hamburg Univ. Technol. (TUHH), Hamburg, DEU) ,  REMES Heikki (Aalto Univ., Aalto, FIN)
資料名： Journal of Ship Production and Design  (Journal of Ship Production and Design)
巻： 33  号： 2  ページ： 135-143  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0023C  ISSN： 2158-2866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 客船の船殻ガーダーのデッキ両端の非対称鋼製サンドイッチパネル結合部における構造応答への影響とノッチ応力による疲労強度について解析した。初めに,船殻ガーダーの全体構造とウェブ-コア・サンドイッチパネル結合部の局所構造を説明した。次に,サンドイッチパネルと結合部の等価シェル有限要素によるモデル化,船殻ガーダーの変形解析,サンドイッチパネルのシェル要素の構造応答,および結合部ノッチ(仮想半径1mm)の応力解析と疲労強度評価から成る4段階の解析手順を示した。ノッチ応力法はPeterの実験データとの比較により検証した。船殻(全長275.73m×船幅42.68m×高さ43.75m)のロンジ・ガーダー間隔(6120/7480mm),ウェブ・フレーム間隔(2730mm),ウェブ・コア・サンドイッチパネル板厚(ウェブ4.0mm,フェース板2.5mm)等のデータを用いた船殻ガーダーの撓み量(31.3mm等),鉛直法線応力分布,デッキ上の応力分布等の解析結果を図示した。考察の結果,1)非対称サンドイッチパネル結合部による応力は,オリジナル設計および対称結合部の場合と分布が異なり,かつ7~11%の差異があること,2)非対称結合部の形状に起因する二次曲げやウェブ板の不連続により,ノッチ係数が大きくなること等の知見を得た。

シソーラス用語： *客船 ,  *デッキプレート ,  *サンドイッチパネル ,  *継手【接合】 ,  応答 ,  *疲れ強さ ,  構造 ,  船殻 ,  構造要素 ,  切欠き ,  係数 ,  ウェブ【構造】 ,  有限要素法 ,  応力解析 ,  板厚 ,  たわみ ,  応力分布 ,  曲げ
準シソーラス用語： ガーダ ,  シェル要素 ,  強度評価 ,  *構造応答 ,  切欠き係数 ,  非対称構造

分類 (1件)： 船舶構造・材料  (QJ03020I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 客船 ,  デッキ ,  応答 ,  疲労強度 ,  非対称 ,  サンドイッチパネル