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J-GLOBAL ID:201702214575760943   整理番号:17A0995156

二官能性イオン液体を用いた希土類元素の溶媒抽出1酸性溶液との相互作用【Powered by NICT】

Solvent extraction of rare earths using a bifunctional ionic liquid. Part 1: Interaction with acidic solutions
著者 (3件):
資料名:
巻: 169  ページ: 306-313  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0931B  ISSN: 0304-386X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二官能性イオン液体抽出剤を,溶媒抽出による希土類元素の分離のための近年検討されている。一つのそのような抽出剤はアリコート336(トリオクチル/decylmethylammoniumクロリド)とEHEHPA(2-エチルヘキシルりん酸2 エチルヘキシル エステル,P507またはPC88Aとして知られている)から形成された第四アンモニウムホスホン酸イオン液体「R_4N~+EHEHP~-」である。本研究では,R_4N~+EHEHP~-による塩酸の取込を調べ,酸の抽出に及ぼすpH,塩化物,希釈剤および抽出剤濃度および組成の影響を研究した。R_4N~+EHEHP~-と酸との間の相互作用の基本的理解は,そのようなシステム中の希土類元素の分布を記述するために重要と考えられる。結果は極性相中の低濃度に溶解した場合,pHの関数としてのイオン液体による酸取込は,EHEHPAと区別できないことを示した。しかし,関連プロセス濃度(0.5Mまで)でトルエンに溶解した場合,EHEHPA単独と比較して,プロトン化反応は広いpH範囲で起こり,より低いpHにシフトした。塩化物濃度の増加はより高いpHへ反応をシフトした。反応化学量論,~31P{~1H}NMRスペクトルと観察された傾向は,亜リン酸イオンのプロトン化とR_4N~+Cl~ の同時形成と一致した。第四アンモニウム及びホスホン酸イオン間のイオン対であるEHEHPA単独と比較してプロトン化挙動における観察された変化の原因であることを示唆した。著者らの結果は,アリコート336とEHEHPAの組合せはR_4N~+EHEHP~およびR_4N~+Cl~-+EHEHPAの混合物として挙動し,pHに依存するプロトン化,及び種々の化学形態ではないことを示した。,イオン液体を調製したかにかかわらず,酸を含む溶液に曝されている,イオン液体の酸-塩基挙動を二種の試薬の混合物から区別できない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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精錬  ,  製錬 

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