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J-GLOBAL ID：201702214576551104   整理番号：17A0325019

ウィタフェリンAは多発性骨髄腫癌幹細胞における細胞死と分化を誘導する【Powered by NICT】

Withaferin A induces cell death and differentiation in multiple myeloma cancer stem cells

著者 (2件)： Issa Mark E. (School of Pharmaceutical Sciences, University of Geneva, University of Lausanne, Rue Michel Servet 1, CH-1211 Geneva 4, Switzerland. [e-mail]) ,  Cuendet Muriel
資料名： Medchemcomm  (Medchemcomm)
巻： 8  号： 1  ページ： 112-121  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2333A  ISSN： 2040-2503  CODEN： MCCEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多発性骨髄腫(MM)は新規治療法の開発にもかかわらず難治性悪性腫瘍である。同一側に生じた化学療法抵抗性癌幹細胞(CSC)のサブセットに起因すると考えられる。分化誘導療法はCSCsの幹細胞性を減らすことを目的とした一つの戦略である。ウィタフェリンA(WFA)の抗癌作用はMM CSCおよびRPMI8226MM腫瘍形質細胞(RPMIs)で研究した。WFAはMM CSCおよびRPMIsの両方で増殖阻害効果を示し,IC_50値が649と224nMであった。WFAもG_2細胞周期停止,細胞死とアポトーシスを誘導した。が,WFAは直接抗移動効果を示さなかったが,顕著な形態学的変化は,WFA処理に応答したMM CSCで観察された。qPCR遺伝子発現分析を用いて,WFAは幹細胞性マーカーの減少,およびMM CSCにおける分化マーカーの促進を引き起こした。これらの結果は,関連するMM動物モデルにおけるWFAのさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分化誘導療法 ,  *多発性骨髄腫 ,  増殖阻害 ,  定量的PCR法 ,  薬物療法 ,  腫瘍 ,  *細胞死 ,  アポトーシス ,  形質細胞
準シソーラス用語： 動物モデル ,  細胞周期停止 ,  幹細胞性 ,  悪性腫瘍 ,  *腫瘍幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  薬物の合成  (GV01030F)

物質索引 (1件)： ウィタフェリンA

タイトルに関連する用語 (6件)： ウィタフェリンA ,  多発性骨髄腫 ,  癌幹細胞 ,  細胞死 ,  分化 ,  誘導