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J-GLOBAL ID:201702214582194695   整理番号:17A0341347

離解条件,繊維寸法および中密度ファイバーボード(MDF)性質間の相互関係の検討

Investigation of the interrelations between defibration conditions, fiber size and medium-density fiberboard (MDF) properties
著者 (3件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 215-232  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: C0118A  ISSN: 0018-3768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本検討の主目的は,繊維寸法に及ぼす離解パラメータの影響を検討することであった。離解条件と原材料性質は木材繊維特性に影響し,従って繊維ベースのパネル(例,高密度/中密度ファイバーボード,木材繊維断熱ボード)の特性に影響する。本検討は,繊維長および繊維長分布に及ぼす蒸熱条件(温度,時間),研削ディスクの間隔,材種(マツ,ブナ,カバノキ,ポプラ),リファイナの排出方法(放射状/接線方向ストック排出口)そして木材チップ寸法の影響,更に中密度ファイバーボード(MDF)特性に及ぼす繊維寸法の影響を検討した。これまで適切な測定系が無かった繊維寸法の評価は,最近開発された画像分析ベースの繊維寸法測定系FibreCubeにより自動分析した。その結果,材種と研削ディスク間隔が,繊維寸法に及ぼす最も影響するパラメータである,ことを見付けた。特に,未離解の繊維束(結束繊維)の含有量が研削ディスク間隔と強く相関する,ことが分った。広葉樹材と針葉樹材間の木材の解剖学的差違は,繊維長特性によって明らかに反映されていた。繊維寸法はパネル特性に影響する1つのパラメータであり,物理的/機械的パネル特性に及ぼす繊維寸法の影響は,離解温度および時間を同時に変えた時に最も優性であり,パネル特性は蒸熱条件を増強すると共に悪化していた。他の繊維特性(特に化学的性質)は水との濡れ易さ(膨潤厚み)の原因となり,接着剤(機械的性質)はパネル特性に及ぼす重要な影響パラメータとして考慮せねばならない。また,繊維長をFibreCubeを適用することで木材繊維試料特性に関して制限無しで自動的に測定できる,ことも分った。
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分類 (5件):
分類
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機械的性質  ,  改良木材  ,  パルプ製品  ,  図形・画像処理一般  ,  パルプの処理,抄造,仕上 

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