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J-GLOBAL ID：201702214594738352   整理番号：17A1553831

ナトリウムイオン電池のためのバリアフリーイオン拡散へのチタン酸ナトリウム陽極からの除去構造水【Powered by NICT】

Removing structural water from sodium titanate anodes towards barrier-free ion diffusion for sodium ion batteries

著者 (5件)： Zhang Qing (State Key Laboratory of Material Processing and Die & Mould Technology, School of Materials Science and Engineering, Huazhong University of Science and Technology (HUST), Wuhan 430074, Hubei, P. R. China. [e-mail]) ,  Zhang Tianqi ,  Wei Yaqing ,  Zhai Tianyou ,  Li Huiqiao
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 35  ページ： 18691-18697  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ構造はチタン酸ナトリウムアノードのための高速ナトリウムイオン拡散と高い電気化学的活性を実現するための有望な戦略であることが証明された。しかし,ほとんどの研究者は,チタン酸ナトリウムのナノ形態の制御可能な合成への注意を払うは水分子の存在とこれらの溶液合成チタン酸ナトリウム電極の構造と電気化学的性能に対するそれらの影響に関する報告は少ない。ここでは,ウニ状層状チタン酸ナトリウム超微細ナノワイヤを合成し,その中の構造水の存在を確認した。水の除去によりそれらの構造変化をSEM,XRD,TEM,IRおよびRaman測定により調べた。層間水の離脱は超微細ナノワイヤの形態変化をもたらす高結晶性ナノロッドだけでなくトンネル構造Na_2Ti_6O_13への層状NaTi_3O_6(OH)2H_2Oからの構造変態を誘導した。電気化学分析は,脱水した試料はより良好なレート能力および向上したサイクル性能を示し,チタン酸ナトリウム中の層間水の存在であるTiO_6八面体層中のナトリウムイオン拡散にとって好ましくないことを示唆していることを確認した。著者らの知見は,高レート性能を有するチタン酸ナトリウムナノ構造の設計と合成の新たな理解を与えた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *イオン拡散 ,  八面体 ,  ナノワイヤ ,  結晶度 ,  電気化学 ,  ナノ構造 ,  ナノロッド ,  水分子 ,  X線回折 ,  高速度
準シソーラス用語： サイクル性能 ,  構造変化 ,  電気化学的性能 ,  *ナトリウムイオン ,  *チタン酸ナトリウム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナトリウムイオン電池 ,  バリアフリー ,  イオン拡散 ,  チタン酸ナトリウム ,  陽極 ,  水