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J-GLOBAL ID:201702214595119859   整理番号:17A1106766

再生可能エネルギーの大量導入と直流送電技術

著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 201-205  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: X0310A  ISSN: 0387-6217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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再生可能エネルギーを大量に導入すると,その変動故に需給バランスを維持するための対策が必要である。直流送電(HVDC)技術は,直流で電気を送る技術であり,以下の用途で適している;(1)海底または地中ケーブル送電(2)長距離送電(3)連系増強で短絡容量を増やしたくない場合(4)連系潮流を正確に制御したい場合(5)異なる周波数間や非同期系統管の連系。近年,HVDC技術は,無効電力のサポート,過渡時の系統安定化,停電した系統の再送電開始(ブラックスタート)などの機能を備えるようになった。再生可能エネルギーを連系する際,需要地までの距離が長い場合や,ケーブル送電を適用する場合,HVDCが適しており,既に洋上風力系統連系や,再生可能エネルギーが多く導入されている離島の本土への系統連系などで実績がる。HVDC交直変換器には,古くからある他励式と,最近発展してきた自励式がある。他励式はサイリスタを用い,系統の電源に依存してスイッチングする。自励式は,直流の電圧源を変換器内に有しており,系統の電源に依存せず自在にスイッチングできる素子を適用することによって,電圧,位相を自在に制御できる。自励式には他励式にない優れた機能と特徴があるため,近年世界のHVDCプロジェクトでは自励式の選択が増加している。
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分類 (2件):
分類
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送電  ,  電力系統一般 
引用文献 (13件):
  • 資源エネルギー庁 エネルギー白書 2016
  • 一般社団法人 日本風力発電協会ホームページ
  • 電力広域的運営推進機関 広域系統長期方針
  • 資源エネルギー庁 再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題に関する研究会
  • 一般社団法人 日本風力発電協会 2016 「JWPA Vision Report」
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タイトルに関連する用語 (2件):
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