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J-GLOBAL ID:201702214597227185   整理番号:17A1547851

フェンタニルによるβ-シクロデキストリンの包接錯体の結晶学的および理論的研究【Powered by NICT】

Crystallographic and theoretical studies of an inclusion complex of β-cyclodextrin with fentanyl
著者 (8件):
資料名:
巻: 531  号:ページ: 588-594  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フェンタニルとβ-シクロデキストリン(β CD)の包接錯体の結晶構造を単結晶X線回折解析により決定した。結晶は三斜晶系空間群P1に属し,この錯体は,フェンタニル,二β-CD,及び幾つかの水分子から構成されている。β-CDおよびフェンタニルは,2:1の比でホスト-ゲスト包接複合体を形成し,複合体の非対称ユニットはβ-CDの第二ヒドロキシル基と1個のゲスト分子間の水素結合により二量体を形成する頭-頭配列の二ホスト分子(β CDs)を含んでいる。フェンタニルは,β-CD空洞内に含まれる完全であり,錯体の二量体キャビティ内のフェンタニルのフェニルエチル部分の構造は不規則であった。,理論的分子立体配座計算は,CONFLEXソフトウェアを用いてβ-CD空洞中のゲスト分子の移動度を明らかにした。結晶最適化と結晶エネルギー計算も行った。理論計算の結果は,結晶構造解析により占有率の高い,障害その1-の立体配座はより安定であることを確認した。フェンタニルのフェニルエチル部分はいくつかの安定な立体配座で存在した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  固形製剤 

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