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J-GLOBAL ID：201702214658345084   整理番号：17A0453425

対声帯および口腔粘膜線維芽細胞の比較プロテオミクス【Powered by NICT】

Comparative proteomics of paired vocal fold and oral mucosa fibroblasts

著者 (10件)： Karbiener Michael (Department of Phoniatrics, ENT University Hospital, Medical University of Graz, Austria) ,  Darnhofer Barbara (Research Unit, Functional Proteomics and Metabolic Pathways, Institute of Pathology, Medical University of Graz, Austria) ,  Darnhofer Barbara (Omics Center Graz, BioTechMed-Graz, Austria) ,  Darnhofer Barbara (Austrian Centre of Industrial Biotechnology (ACIB), Austria) ,  Frisch Marie-Therese (Core Facility Alternative Biomodels und Preclinical Imaging, Division of Biomedical Research, Medical University of Graz, Austria) ,  Rinner Beate (Core Facility Alternative Biomodels und Preclinical Imaging, Division of Biomedical Research, Medical University of Graz, Austria) ,  Birner-Gruenberger Ruth (Research Unit, Functional Proteomics and Metabolic Pathways, Institute of Pathology, Medical University of Graz, Austria) ,  Birner-Gruenberger Ruth (Omics Center Graz, BioTechMed-Graz, Austria) ,  Birner-Gruenberger Ruth (Austrian Centre of Industrial Biotechnology (ACIB), Austria) ,  Gugatschka Markus (Department of Phoniatrics, ENT University Hospital, Medical University of Graz, Austria)
資料名： Journal of Proteomics  (Journal of Proteomics)
巻： 155  ページ： 11-21  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0073A  ISSN： 1874-3919  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 声帯の外傷は,しばしば瘢痕形成を治癒,音声品質に及ぼす生涯有害な影響を持つ可能性がある。声帯粘膜の瘢痕を予防または解決する現在の治療は非常に不十分である。対照的に,隣接した口腔粘膜ははん痕に最も抵抗性であった。治癒傾向におけるこれらの違いは,経口と声帯粘膜を占める線維芽細胞の異なる性質に関連している可能性がある。は,基本的な細胞特性と比較細胞プロテオミクスを実行するために対,初生声帯線維芽細胞(VFF)と口腔粘膜線維芽細胞(OMF)のin vitro培養を確立した。が合格したVFFに対してOMFより有意に大きく,よりゆっくり増殖し,線維化促進性インターロイキン6の持続的TGFβ_1誘導上昇を示した。プロテオミクスデータのクラスタ分析は,VFFとOMFに特異的な異なる蛋白質レパートリーを明らかにした。さらに,VFFはより広い蛋白質スペクトル,特に細胞外マトリックスを構成するとその修飾因子のより洗練されたアレイをdisplaid。逆に,OMF濃縮蛋白質のサブセットは,細胞増殖,核事象,及び酸化ストレスに対する保護作用と関連していた。まとめると,本研究は,線維芽細胞は,それぞれの解剖学的部位の機能的特異性に適応敏感という考えを支持し,声帯創傷治癒との関連における更なる研究のためのいくつかの分子標的を提示した。ほ乳類声帯はユニークではあるが微妙な組織である。人々のかなりの部分は,声の障害によって影響され,多くの基本的な声帯経路が分子レベルで理解されていないまばらである。一つのそのような病態は声帯瘢痕-瘢痕形成を治癒に声帯損傷の傾向,高度に準最適治療法を用いた臨床問題を表す。声帯線維芽細胞の蛋白質レパートリー,生理学的及び病態生理学的状態で細胞外マトリックスを合成する細胞であるへの包括的洞察を得るためにプロテオミクスを用いた。蛋白質プロファイルは口腔粘膜,瘢痕に顕著に耐性であることを隣接組織から対線維芽細胞と比較した。データの生物情報学的分析は二線維芽細胞タイプ間で有意に異なることを経路だけでなく,単一蛋白質(例えば,ECMリモデリング因子,転写因子,酵素)の数を明らかにした。それによって,本研究は声帯創傷治癒へのそれらの影響の将来で解析することができる新しい興味ある分子標的を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： in vitro実験 ,  細胞増殖 ,  TGFβ ,  瘢痕 ,  *声帯 ,  病態生理 ,  細胞外マトリックス ,  酸化ストレス ,  治癒 ,  *口腔粘膜 ,  創傷治癒 ,  保護作用 ,  *プロテオミクス ,  *線維芽細胞 ,  生理学

著者キーワード (6件)： 喉頭学 ,  音声しゅう曲 ,  口腔粘膜 ,  線維芽細胞 ,  Fibrosis ,  創傷治癒

分類 (4件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 声帯 ,  口腔粘膜 ,  線維芽細胞 ,  比較プロテオミクス