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J-GLOBAL ID:201702214708865444   整理番号:17A1168300

乳房切除術後の心理学的および内分泌因子と痛み【Powered by NICT】

Psychological and endocrine factors and pain after mastectomy
著者 (10件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1144-1153  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2571A  ISSN: 1090-3801  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:この前向き研究は,乳房部分切除術後の急性および慢性術後痛みを伴う人口統計学的,臨床的,心理学的および神経内分泌因子との関連を調べるためにデザインされた。乳房部分切除術を予定している【方法】六十四名の女性患者を登録した。術前不安/うつ病を評価し,Hospital Anxiety and Depression Scale(HADS)を用いた。術前24時間尿中コルチゾール濃度は手術の2日前に測定した。術後とう痛は術後6か月で慢性とう痛に対する0 2術後日(POD),と短縮版McGill痛み質問表に対する急性とう痛に対する視覚アナログスケール(VAS)を用いて検討した。過去29被験者において,術後24時間尿コルチゾールレベルも0PODに測定し,相関分析を行った。【結果】多変量ロジスティック回帰分析は,より低い術前コルチゾール分泌と術前不安は有意に中等度から重度の急性術後痛[オッズ比(95%信頼区間),0.96(0.92 0.98),および1.24(1.04 1.54)]へのリスク増加と関連していることを,術前不安をもつ患者と中等度から重度の急性痛には,慢性術後疼痛をより発症しやすいことを[OR(95% CI);1.63(1.23 2.40),及び5.07(1.30 24.6)]を明らかにした。相関解析は,術後コルチゾールレベルは術前不安と急性術後疼痛(r2= 0.40,p<0.05,R= 0.50,p<0.01)の強度ではなく,慢性とう痛の強度と逆相関したことを示した。【結論】本研究は,術前不安は乳房部分切除術後の急性および慢性術後痛と関連していることを確認した。も低い周術期コルチゾール分泌はより大きな急性術後疼痛と関連する可能性があることを示唆した。意義:心理的ストレス/ストレスホルモンレベルと慢性術後痛の間の関係は決定されていないが,術前心理的ストレスおよび周術期コルチゾールレベルは急性術後とう痛と相関していた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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臨床腫よう学一般  ,  精神衛生  ,  消化器の腫よう 
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