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J-GLOBAL ID:201702214730369831   整理番号:17A1160749

慢性B型肝炎患者におけるインスリン抵抗性と肝細胞癌のリスク【Powered by NICT】

Insulin resistance and the risk of hepatocellular carcinoma in chronic hepatitis B patients
著者 (9件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1100-1106  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:著者らは,ホメオスタシスモデル評価(HOMA2 IR)指標により評価したインシュリン抵抗性(IR)は,慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染患者における肝細胞癌(HCC)リスクを層別化することができるかを検討した。C-ペプチドおよび空腹時血糖測定を含む詳細な健康診断プログラムを施行し,1年以上経過観察した【方法】 1696慢性H BV感染患者の後向きコホート(年齢:50.0±7.8歳,男性964[56.8%])を分析した。【結果】 5.0歳(範囲,1.0 10.5年)の追跡期間中央値の間に,24名の患者(1.4%)はH CCを開発した。HCC発生率は低かったHOMA2-値(HOMA2->1.200と≦1.200で1.7%対0.5%,P=0.009)よりも高いHOMA2値患者の方が高かった。HOMA2は多変量補正モデル(HR[95%CI]:3.25[1.13 9.31],年齢,性,肝硬変,およびHBV DNAレベルで調整)におけるHCC発生と関連する重要な因子であった。HOMA2-とH CCとの関係は著明に減弱され,肥満,高血圧,および糖尿病について調整したさらに統計的に有意(HR [95% CI]: 1.93 [0.57 6.51])長くなるしなかった。サブグループ解析では,HOMA2-値は顕性代謝異常(高血圧,糖尿病,およびメタボリックシンドローム)の有無ではなく明らかな代謝異常の患者におけるHCCと関連した独立因子であった。HOMA2により評価した【結論】インスリン抵抗性はH CCのリスクと関連しており,HOMA2-は,慢性H BV感染患者における肝細胞癌のリスクを階層化するための有用なツールであり,特に明白な代謝異常を伴わない患者では難治性であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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