文献

J-GLOBAL ID：201702214775649436   整理番号：17A1522277

DNAメチルトランスフェラーゼ3B4の過剰発現と腎明細胞癌との関係【JST・京大機械翻訳】

Relationship between the overexpression of DNA methyltransferase 3B4 and clear cell renal cell carcinoma

著者 (4件)： Zhang Chenghai (内蒙古包鋼医院腫瘤外科 内蒙古自治区包頭市 014010;内蒙古科技大学包頭医学院第一附属医院病理科) ,  Yan Shaochun (内蒙古科技大学包頭医学院生物医学研究中心,基礎医学与法医学院) ,  Zou Mingxin (内蒙古科技大学包頭師范学院生物科学与技術学院) ,  Ju Hongge (内蒙古科技大学包頭医学院第一附属医院病理科)
資料名： Zhongguo Zhongliu Linchuang  (Zhongguo Zhongliu Linchuang)
巻： 44  号： 6  ページ： 264-268  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2288A  ISSN： 1000-8179  CODEN： ZZLIEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;DNAメチルトランスフェラーゼ(DNA methyltransferase,DNMT)の腎明細胞癌(clear cell renal cell carcinoma,ccRCC)の発生発展におけるメカニズムを探求する。方法;2012年1月から12月までの15例の内モンゴル科学技術大学包頭医学院第一付属病院の術前に放射線治療を受けていない腎細胞癌患者の組織標本を収集し、病理検査によりccRCCと診断された。ccRCC組織におけるDNMTのmRNA発現を,リアルタイム定量的PCR,ウェスタンブロット法,亜硫酸ナトリウム制限酵素分析,およびメチル化特異的PCRによって検出した。。 ccRCC組織におけるDNMTのmRNA発現を検出するために,メチル化特異的PCR法を用いた。ccRCC組織における全体のメチル化(global methylation)のレベルと癌抑制遺伝子RASSF1Aのメチル化と発現レベルを調べた。結果;ccRCC組織中のDNMT3B4のmRNA発現は増加し、同時にそのタンパク質含有量も相応に増加し、ccRCC患者の癌組織中のDNA反復配列Aluのメチル化レベルは0.106±0.04で、隣接組織の0.115±0.03より低かった。統計的有意差が認められた(P<0.05)。腫瘍抑制遺伝子RASSF1Aプロモーター領域において高メチル化が発生し、そのmRNAとタンパク質の発現はいずれも低下した。結論;DNMT3B4遺伝子の過剰発現は染色体不安定性及びRASSF1A遺伝子の低発現と関係があり、ccRCCの発生発展において重要な役割を果たしている可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： プロモーター領域 ,  メチル化 ,  ウェスタンブロット法 ,  放射線療法 ,  *DNAメチルトランスフェラーゼ ,  mRNA ,  腎細胞癌 ,  タンパク質 ,  癌抑制遺伝子 ,  患者
準シソーラス用語： RASSF1A遺伝子 ,  メチル化特異的PCR法 ,  mRNA発現 ,  *腎明細胞癌 ,  *過剰発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： clear cell renal cell carcinoma ,  DNA methyltransferase ,  Alu ,  RASSF1A

分類 (5件)： 泌尿生殖器の腫よう  (GM04000S) ,  発癌機序・因子  (GE02020C) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  腫ようの診断  (GE03020J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 過剰発現 ,  腎明細胞癌