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J-GLOBAL ID：201702214815072731   整理番号：17A0311786

ドナー-アクセプタ修飾BaTiO_3セラミックの誘電特性【Powered by NICT】

Dielectric characteristics of donor-acceptor modified BaTiO₃ ceramics

著者 (4件)： Paunovic V. (University of Nis, Faculty of Electronic Engineering, Aleksandra Medvedeva 14, 18000 Nis, Serbia) ,  Mitic V.V. (University of Nis, Faculty of Electronic Engineering, Aleksandra Medvedeva 14, 18000 Nis, Serbia) ,  Mitic V.V. (Institute of Technical Sciences, SASA, Knez Mihailova 35, 11000 Belgrade, Serbia) ,  Kocic Lj. (University of Nis, Faculty of Electronic Engineering, Aleksandra Medvedeva 14, 18000 Nis, Serbia)
資料名： Ceramics International  (Ceramics International)
巻： 42  号： 10  ページ： 11692-11699  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： H0705A  ISSN： 0272-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sm/Mn共ドープBaTiO_3セラミックスは,それらの微細構造と誘電特性を調べた。粉末を通常の固体状態法により調製した。ドナードーパントとしてSm_2O_3の濃度が5.0at%まで0.1から続けてきた。アクセプタとしてMnO_2の含量は全試料で0.05at%Mnで一定に保った。試料を二時間空気雰囲気中で1290°C,1320°Cと1350°Cで焼結した。平均粒径0.3μmから2.0μmの範囲のを中心とした均一で均質な微細構造を,低ドープ試料で観察された。高度にドープした試料では,微細結晶粒マトリックスとは別に,二次異常粒を持つローカルエリアの出現が観察された。誘電特性を周波数と温度の関数として調べた。低ドープ試料は室温での誘電率の高い値とCurie温度で最大の変化を示した。誘電定数(ε_=6800)の最高値は1350°Cで焼結した0.1Sm/BaTiO_3試料で測定した。ほぼ平坦な誘電率-温度応答とεの低い値は添加物含有量が2.0と5.0の試料で得られた。誘電率は焼結温度の上昇と共に増加した。散逸係数は0.01~0.22の範囲であり,焼結温度の増加とともに減少した。Curie定数(C),Curie-Weiss温度(T_0)と非線形性の臨界指数(γ)はCurie-Weissと修正Curie-Weiss則を用いて計算した。Curie定数(C=9.0610~5 K)の最高値は0.1at%ドープした試料で測定した。Curie定数はドーパント含有量の増加と共に減少した。1.001から1.58の範囲,γ値を,低ドープ試料中の鋭い相転移,および多量にドープしたBaTiO_3試料中の散漫相転移を指摘した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 臨界指数 ,  誘電率 ,  散漫相転移 ,  微結晶 ,  *誘電性 ,  ドーパント ,  Curie温度 ,  固相 ,  *ドナー ,  ドーピング ,  熱応答 ,  *アクセプタ ,  非線形性
準シソーラス用語： Curie定数 ,  焼結温度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： A.焼結 ,  B微細構造 ,  C.誘電特性 ,  Dチタン酸バリウム

分類 (2件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： ドナー ,  アクセプタ ,  修飾 ,  セラミック ,  誘電特性