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J-GLOBAL ID：201702214887245964   整理番号：17A1771449

熱傷創感染で遭遇する細菌に対する硝酸ガリウムの抗菌効果【Powered by NICT】

Antimicrobial effect of gallium nitrate against bacteria encountered in burn wound infections

著者 (5件)： Xu Zhaorong (Fujian Burn Institute, Fujian Medical University Union Hospital, Fuzhou 350001, Fujian, China. [e-mail]) ,  Zhao Xiaolong ,  Chen Xiaodong ,  Chen Zhaohong ,  Xia Zhaofan
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 82  ページ： 52266-52273  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,生体材料は,熱傷創治癒のための使用が増加しているが,熱傷創感染症と生体材料関連感染について,まだ,対処する必要がある。新規無機抗微生物として,硝酸ガリウムの抗菌効果を研究した,汚染した火傷における一般的な細菌に対する硝酸ガリウムの最小発育阻止濃度(MIC)は微生物生存性分析キットWSTを用いて決定した。の結果は,E.coliとE.faecalisに対するGa(NO_3)3のMICは256μg/mL~( 1)であり,P.aeruginosa,K.pneumonia,E.cloacae,A.baumannii,S.maltophilia,S.aureusとS.epidermidisに対して512μg/mL~( 1)であることを示した。一方,透過型電子顕微鏡(TEM)は,ガリウムイオンはグラム陰性およびグラム陽性細菌,MIC結果と一致していたを攻撃する機構の類似した視覚証拠を見出した。TEM観察により,細胞膜と壁の剥離と凝縮物質を含む電子-軽領域の出現は,Ga~3+処理したE.coliとGa~3+処理したS.aureus細胞の両方で発生し,E.coliと比較してGa~3+処理したS.aureusにおける小さい形態学的変化であることが分かった。本研究では,熱傷創感染で遭遇するほとんどの細菌に対する硝酸ガリウムの効果的で広いスペクトルの抗微生物特性を示した。ガリウム(iii)は,感染した熱傷創と戦うとき良い選択でき,熱傷における感染を防止するための生体材料や医療素子の改質用の有望な候補である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *感染 ,  微生物 ,  細胞膜 ,  グラム陽性菌 ,  分析キット ,  治癒 ,  *細菌 ,  透過型電子顕微鏡 ,  抗微生物作用 ,  最小発育阻止濃度 ,  モルフォロジー ,  スペクトル
準シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡法 ,  生体材料 ,  *硝酸ガリウム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  抗細菌薬の臨床への応用  (GW17030D) ,  食品衛生一般  (FJ01051H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱傷創感染 ,  細菌 ,  硝酸ガリウム ,  抗菌効果