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J-GLOBAL ID:201702214921597803   整理番号:17A0568974

摂動的QCDとそれを越えて:Bose-Einstein相関からの重陽子-重陽子散乱における方位角相関

Perturbative QCD and beyond: Azimuthal angle correlations in deuteron-deuteron scattering from Bose-Einstein correlations
著者 (3件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 014034.1-014034.21  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Gribovポメロン計算の古い考え,すなわち,Bose-Einstein相関により,測定されるハドロン間のラピディティ差(長距離ラピディティ(LPR)相関)に依存しない,強い方位角相関がもたらされる,という考えの復活を行った。QCDの枠組みでは,これらの相関は,2パートンシャワーに起因する。この論文では,重陽子-重陽子散乱において,この2パートンシャワー生成によるBose-Einstein相関は,重陽子の大きさ(R<sub>D</sub>),陽子半径(R<sub>N</sub>),および,飽和運動量(R<sub>c</sub>~1/Q<sub>c</sub>)に密接に関係したBalitski-Fadin-Kuraev-Lipatov(BFKL)ポメロンの大きさ,の3つの方位角相関を誘導することを示した。これらの相関は,大きなラピディティ差(<span style=text-decoration:overline>α</span><sub>S</sub>|y<sub>1</sub>-y<sub>2</sub>|≧1)で生成されたグルーオンラピディティの値(LPR)に独立で,φ→π-φ(P<sub>T1</sub>→-p<sub>T1</sub>)の変換の下での対称性を有しない。それゆえ,偶数のみならず,すべてのnの値に対してv<sub>n</sub>が生じる。相関長R<sub>D</sub>およびR<sub>N</sub>の寄与は,非摂動的寄与に決定的に依存し,それらの値の評価には多くの模型化が必要である。一方,R<sub>c</sub>~1/Q<sub>s</sub>に関係する相関長は,摂動的QCDにその起源があり,カラーグラス凝縮アプローチにおいて評価が可能である。
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分類 (2件):
分類
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重陽子,三重陽子による反応・散乱  ,  強い相互作用の模型 
タイトルに関連する用語 (5件):
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