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J-GLOBAL ID:201702214933337099   整理番号:17A1382523

[Co(phen)3]F_22H_2O複合体と陰イオン界面活性剤の相互作用の分光学的および導電率測定による研究【Powered by NICT】

Spectroscopic and conductometric study of interaction of anionic surfactants with [Co(phen)3]F2 2H2O complex
著者 (7件):
資料名:
巻: 240  ページ: 351-360  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しい錯体[Co(phen)3]F_22H_2Oは元素分析,FTIR研究,磁気測定,電子吸収測定と単結晶X線回折分析により合成し,特性化した。結晶はP 1空間群の三斜晶系,=11.9520(8),12.8152(9),15.1013(11)Å,98.175(2),91.601(2),114.8700(10)であった。結晶構造はOH...FとOH...O水素結合相互作用を示した。陰イオン界面活性剤前ミセルおよびミセル濃度範囲における水溶液中のドデシル硫酸ナトリウム(SDS)およびステアリン酸ナトリウム(SS),による[Co(phen)3]F_22H_2Oの可溶化をUV-可視分光法および電気伝導率測定を用いて研究した。平衡モデルは,ミセル形成の標準エントロピー(ΔS_m),自由エネルギー(ΔG_m)及びエンタルピー(ΔH_m)のような複雑な界面活性剤相互作用の熱力学的パラメータを評価した。界面活性剤の疎水性基の近傍環境における構造水の破壊は,温度の上昇と共に臨界ミセル濃度(CMC)の増加の原因である。ΔG_mとΔH_mの負の値は,両界面活性剤のミセル中の複合体の可溶化は自発的で,エンタルピー駆動とエントロピーに加えてことを示した。UV-可視分光法は,分配定数(K_x),結合係数(K_b),結合自由エネルギー(ΔG_b)と分配の自由エネルギー(ΔG_p)の界面活性剤との複合体の相互作用の定量的尺度を明らかにした。得られた結果は,両方の界面活性剤の臨界ミセル濃度は,ミセル媒体中での錯体の存在により増加することを示唆した。複合体はDPPHラジカルに対して顕著なラジカル捕捉能と赤血球に対する溶血作用を示した。さらに,複合体は3T3細胞株に対してかなりの細胞毒性効果を示さなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子溶液の物理的性質  ,  ミセル  ,  分子化合物 

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