文献
J-GLOBAL ID:201702214943430370   整理番号:17A0851587

PVCの水熱脱塩素化に及ぼすニッケル効果の研究【Powered by NICT】

The study of nickel effect on the hydrothermal dechlorination of PVC
著者 (6件):
資料名:
巻: 152  ページ: 38-46  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ニッケルはNi含有反応器の腐食,本プロセスで生成したHClによって引き起こされたのために廃棄物を含むポリ(塩化ビニル)(PVC)の熱水(HT)処理に関与する可能性がある。本研究では,ニッケルはPVCのHT脱塩素,通常,以前の研究で無視されたに正の効果を持つかどうかを調べるために行った。脱塩素効率(DE)に及ぼすニッケルの影響を調べるために二種類のPVCのHT脱塩素はいくつかのHTの動作条件下での様々なNi~2+濃度の亜臨界ニッケル含有水中で実施した。FTIR,~13C NMRとSEM技術をハイドロチャーを特性化するために利用され,ICP-OESはニッケル含有水の再利用の可能性を探るために分離された液体(SL)中のニッケル含有量を測定した。SL中の塩素は,DEを解くための電位差滴定により測定した。結果はNi~2+は比較的温和な条件でPVCのHT脱塩素を顕著に加速できたことを示した。DEは0.1M Ni~2+含有水中で30分間220°CのHT温度で約76%であり,Ni~2+がない場合より6倍高かった。HT温度は260~°CのHT温度で87%まで達したDEに支配的な影響を示した。より高いHT温度で,Ni~2+の加速は,腐食の増悪,また高い熱及び物質移動のために顕著ではなかった。に加えて,DEが環化と架橋,高温下で弱めもするために,いくつかの状況で100%に達することができなかった。FTIRと~13C NMRスペクトルによると,脱離と置換の両方がNi~2+とHT脱塩素中に起こった。Ni~2+はPVC中の細孔の発達を促進し,OHとClの置換を強化することができ,それは軽度であったNi~2+含有系での脱塩素の加速の原因である。ICP-OES結果はNi~2+は触媒として作用し,Ni~2+を含む水は再使用できることを検証した。この結果は,ニッケル含有廃水の処理と有機廃棄物のHT処理の両方に有益であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る