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J-GLOBAL ID:201702214957471541   整理番号:17A0431615

廃水中のBODを推定するためのCOD,TOC,および蛍光分光法の使用

Use of COD, TOC, and Fluorescence Spectroscopy to Estimate BOD in Wastewater
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 168-177  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: E0100A  ISSN: 1061-4303  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水資源回収施設は,処理済み排水についての生化学的酸素要求量(BOD)の制限を満足する必要がある。5日間のBODテスト(BOD5)は,米国環境保護庁(EPA)によって承認された標準方法であり,唯一承認された分析方法であるが,代替試験手続きプログラムによって適切な代替方法に置き換えることを認めている。BOD5の代替としてCOD,TOC,または蛍光分析があるが,これらは酸素枯渇の原因となる有機成分を必ずしも測定するものではないが,測定時間が短く,BOD5測定に比べてリアルタイムに近く,BOD5測定結果の出るまでの間に規制外の水質を排出する危険を回避できる可能性がある。本研究は実際の廃水処理施設において,COD,TOC,および蛍光パラメータとBOD5の相関と適合性を調査した。CODは施設全体,特に施設排水中のBODとの比較的強い線形相関を示した。TOCは,施設全体および施設排水全体でBOD5との比較的強い指数関数的相関を示したが,このパラメータは,より進歩的かつあまり一般的でない計器を必要とし,一般により高度な訓練を必要とする。蛍光に関しては,ピークCおよびピークTは,施設全体を通してBOD5との強い線形および指数関数的相関を示したが,施設排水中のBOD5推定には適していなかった。しかし分光蛍光光度計は一般的ではない計器だが,ピーク位置によって特異な挙動を示し,高度な処理におけるプロセス制御に有用と思われる。さらに考慮すべき点は,化学酸化(すなわち,最終的な消毒)時のいくつかの代替水質パラメータの変化がBODの対応する変化を追跡できないことである。すなわち紫外線殺菌を行う施設とオゾンまたは塩素消毒を使用する施設では曝気槽から排出水までの水質変化が大きく異なる可能性がある。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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環境汚染一般  ,  水質汚濁一般 
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