文献
J-GLOBAL ID:201702215075401106   整理番号:17A1162909

ラムノースシンターゼ活性は脈管萎凋病菌Verticillium dahliaeの病原性に必要である【Powered by NICT】

Rhamnose synthase activity is required for pathogenicity of the vascular wilt fungus Verticillium dahliae
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 347-362  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
と宿主と病原真菌の初期相互作用は複雑であり,多くの代謝経路と調節蛋白質を含んでいる。これらの相互作用において重要な役割を果たしていることを蛋白質に,侵入微生物により分泌される共生を確立し,いわゆるエフェクター分子に重点を置いて注目されている。しかし,グリカンのような他の型の分子の寄与はあまり評価されている。ここで著者らは,菌類病原体Verticillium dahliaeの病原性,200以上の双子葉植物種における維管束の萎凋病,経済的に重要な作物を含むを引き起こすに関与する58種類の新規な候補遺伝子を同定することを可能にする遺伝的スクリーンを提案した。同定された候補遺伝子の一つは,ヌクレオチド糖前駆体形成に関与する推定生合成遺伝子に関係し,それは推定ヌクレオチドラムノースsynthase/epimeraseレダクターゼ(NRS/ER)をコードした。この酵素はヌクレオチド糖デオキシチミジン二リン酸(dTDP)-ラムノースの生合成に関与する細菌酵素との相同性,L-ラムノースの前駆体,いくつかのヒト病原性細菌の病原性に必要であることが示されているを持っている。ラムノースは真菌でのグリカンの主要でない細胞壁であることが知られており,従って真菌宿主相互作用に重要な分子として疑われていない。それにもかかわらず,著者らの研究は,V.dahliaeゲノムからVdNRS/ER遺伝子の欠失はトマトとNicotiana benthamiana植物に病原性の完全な消失をもたらすことを示したが,栄養増殖及び胞子形成は影響を受けなかった。VdNRS/ERはウリジン二りん酸(UDP)-ラムノースの生合成における機能的酵素であることを示し,VdNRS/ER欠失株はトマト根のコロニー形成における低下していることを明らかにした更なる分析。まとめると,著者らの結果は,細胞壁の重要成分のみが,ラムノースであるV.dahliaeの病原性に必須であることを示す。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
菌類による植物病害 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る