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J-GLOBAL ID:201702215116248490   整理番号:17A1182742

硝酸カルシウムの添加による河川堆積物の修復に及ぼす水質改善の影響【Powered by NICT】

Effect of water quality improvement on the remediation of river sediment due to the addition of calcium nitrate
著者 (9件):
資料名:
巻: 575  ページ: 887-894  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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in situ堆積物修復技術は堆積物からの汚染物質の放出を制御するために使用されている。堆積物への硝酸カルシウムの添加は堆積物からのりんの放出を制御するために適用した。本研究では,硝酸カルシウムを添加した河川堆積物の修復に及ぼす水質改善の影響を調べるために,実験を行った。結果は,堆積物の酸化還元電位は28日硝酸カルシウム処理の後282mVから 130mVにことを示した。堆積物中の酸揮発性硫化物は有意に減少した(54.9%から57.1%に)が,全有機炭素は9.7%から10.2%に減少した。しかし,これらと水質改善との間に有意差はなかった。硝酸カルシウムの添加のために,水カラム中の低リン酸塩濃度と堆積物中の格子間りん酸が観察され,硝酸カルシウムは河川堆積物からのリンの放出を制御することに有利であることを示した。リン放出の減少が,硝酸カルシウムの添加による鉄-りんおよびカルシウムの固定に起因すると考えられる。堆積物への硝酸カルシウムの添加は,硫酸塩への酸化を引き起こし,従って水カラムにおける高濃度の硝酸塩および硫酸塩濃度,及び堆積物中の高い間質硝酸塩と硫酸塩濃度をもたらした。結果も堆積物中の格子間硝酸塩と硫酸塩濃度に有意な影響を及ぼしただけで水質改善することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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河川汚濁  ,  水圏・生物圏の地球化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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