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J-GLOBAL ID:201702215225896566   整理番号:17A1386410

( )- 7(S)-ヒドロキシマタイレシノールはMAPK/NF-κBを阻害およびNrf2/HO- 1を活性化することにより内皮細胞における腫瘍壊死因子α仲介炎症反応に対して保護作用を示す【Powered by NICT】

(-)-7(S)-hydroxymatairesinol protects against tumor necrosis factor-α-mediated inflammation response in endothelial cells by blocking the MAPK/NF-κB and activating Nrf2/HO-1
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巻: 32  ページ: 15-23  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内皮炎症は多くの心血管疾患の病因においてますます広く行き渡った状態である。天然に存在する植物リグナン,( )- 7(S)-ヒドロキシマタイレシノール(7 HMR)は,抗酸化および抗癌特性の両方を有し,従って血管内皮細胞(VEC)における腫瘍壊死因子-α(TNF α)媒介炎症を抑制するための良い戦略である。:本研究の目的は,TNF-α刺激VECsと根底にある機序に対するその抗炎症効果を評価することである。VECsにおけるTNF-α誘導炎症メディエータの抑制に及ぼす7HMRの影響をqRT-PCRおよびウエスタンブロットにより決定した。Akt,HO-1とNF-κBp65のMAPKおよびリン酸化を,ウェスタンブロットを用いて調べた。NF-κBの核局在もウェスタンブロット法および免疫蛍光法を用いて検討した。7HMRはTNF-α誘導炎症性メディエーター,mRNAと蛋白質レベルの両方でvascularcelladhesion分子-1,インターロイキン-6および誘導型一酸化窒素シンターゼ発現および濃度依存的に減弱した反応性オキシダーゼ種生成を抑制することを見出した。7HMRは著しくKelch様ECH関連蛋白質1(keap1)とアップレギュレートされた核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)の分解と関連したスーパーオキシドジスムターゼとヘムオキシゲナーゼ-1発現を誘導することを同定した。さらに,7HMR時間は濃度依存的にTNF-α誘導リン酸化細胞外シグナル調節キナーゼ1/2(ERK)とAktではなく,p38,c-JunN末端キナーゼ1/2を減弱させた。7HMRはNF-κBp65のリン酸化と核移行を阻害することによりTNF-α媒介核因子-κB(NF κB)活性化を有意に抑制した。著者らの結果は,7HMRはNF-κB活性化の阻害およびNrf2-抗酸化剤応答要素シグナル伝達経路のアップレギュレーションを介して,少なくとも部分的には,TNF-α刺激性内皮炎症を阻害し,7HMRは有望な血管保護薬として使用できることを示唆していることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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