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J-GLOBAL ID:201702215242592861   整理番号:17A0500960

生産財の「ものづくり」企業のグローバル経営-One Global Factory System-

One Global Factory System-Achieving Global Manufacturing Excellence through Cooperation between Local and Centralized Producer Goods Manufacturing Operations-
著者 (1件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 283-303  発行年: 2017年01月31日 
JST資料番号: G0491B  ISSN: 0387-7086  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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生産財の「ものづくり」企業が果たす基本的役割は,お客様の製造基盤になる製品,サービスを提供してお客様の経営に資するところにある。我が国の生産財「ものづくり」企業のグローバル経営に求められることは,コスト要因に促される海外展開ではなく,上記の基本的役割を果たすべく,顧客満足度向上を基本方針として,お客様の技術と製造上のニーズに個別に木目細かく応え,長期的収益を確保,増大するなかで競争力が発揮でき,なおかつ我が国の「ものづくり」に空洞化をもたらすことのない経営である。本論文では,このようなグローバル経営を可能にする「One Global Factory System」と称する仕組みを提示している。この仕組みは,お客様が求める仕様に応える工程を担当する「消費地生産工場」をお客様の工場が立地している国・地域に配置し,お客様の信頼を得て受注量を増大させ,コア部分,共通部分をまとめて「集中生産工場」で生産して「消費地生産工場」に供給するという「ものづくり」基盤からなるものである。この基盤により重複を避けた最適投資が可能になる。この基盤の上に,平準化と同期化が図られた良品だけからなる全体最適物流を実現し,品質,コスト,納期で競争力を確保する。さらには,集中生産と我が国の消費地生産を兼ね備えて十分な生産物量を確保し空洞化を避けるとともに,技術部門と密なる連携が取れるMother Factoryを我が国に配置して,生産技術力,現場力,改善力,技能の維持向上を図り,さらにはそれをグローバル展開して競争力を高める役割を課す。このような体制のもとで,グローバルな最適経営資源配置と最適物流を志向し,グローバルな「ものづくり」を「あたかも一つの工場の如く」運営するコンセプトが本論文で提示する「One Global Factory System」である。(著者抄録)
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分類 (1件):
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経営工学一般 
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