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J-GLOBAL ID:201702215246495334   整理番号:17A1134532

ブラストコーティング法によりアパタイト被覆処理したチタンでの骨芽細胞の増殖と分化における細胞接着因子の出現

Appearance of cell-adhesion factor in osteoblast proliferation and differentiation of apatite coating titanium by blast coating method
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 112,1-7  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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純粋チタンまたは溶射(FS)法によりアパタイト被覆したチタンに比べて,ブラストコーティング(BC)法によりアパタイト被覆したチタンの方がin vivoでの早期段階から骨接触速度が大きい(著者ら,既報)ことの理由を明らかにするために,BCチタンが良好な骨伝導性を示す機構と,骨芽細胞の増殖と分化における種々の細胞因子の重要性を調べた。直径30mm,厚さ3mmのチタン製ディスクに,デイスク表面から2mm離れた位置から噴砂器を用いて圧縮圧0.54MPaにて10秒間にわたりアパタイト粉末を吹き付けることによりBCディスクを作製した。FSディスクは3000°Cにて作製した。細胞としてヒト骨芽細胞様Saos-2細胞を用い,ディスク上で1,5,10および15日間培養した。ディスク上に接着した細胞数とアルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性の測定,qPCR解析,Westernブロット解析などを行った。その結果,BCデイスクでは純チタンおよびFSディスクに比べてALP活性と,E-カドヘリンおよびフィブロネクチンの発現が大きいことが分かった。これらの結果は,BCディスク上では骨芽細胞の細胞接着因子,増殖因子および分化因子の発現が促進され,これにより骨伝導性がより大きくなり,インプラントと骨組織の間の早期接着が促進されることを示唆する。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  筋骨格系・皮膚モデル  ,  医用素材  ,  遺伝子発現 

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