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J-GLOBAL ID:201702215286364374   整理番号:17A0524891

磁性体/非磁性体から成る2重層からの光反射に対する横磁気光Kerr効果とImbert-Fedorovシフト:不整合歪の影響

Transverse magneto-optic Kerr effect and Imbert-Fedorov shift upon light reflection from a magnetic/non-magnetic bilayer: impact of misfit strain
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資料名:
巻: 19  号:ページ: 015610,1-10  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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有限サイズの光ビームを平面によって反射させると,幾何光学による予測と比較して,反射ビームを入射面に対して平行および/または垂直にシフトさせ得ることはよく知られている。入射面に平行な反射ビームの水平方向シフトは,2つの誘電体媒体間の界面における全内部反射の場合に,GoosとHaenchenによってI947年に初めて実験的に観察された。入射面に垂直なビームシフト,または横方向シフトは1955年にFedorovによって理論的に予測され,1972年にImbertによって観測された。それ以来,光の内部全反射だけでなく部分反射および透過においても,Goos-HaenchenとImbert-Fedorovの双方の効果に関して多くの理論的および実験的研究が行われてきた。本稿では,非磁性体のガドリニウム・ガリウム・ガーネット(GGG)板上にエピタキシャル成長させた磁性体のイットリウム・鉄・ガーネット(YIG)膜から成る2重層の表面における楕円偏光した電磁波の反射に関して期待される横磁気光Keer効果(TMOKE)および横方向Imbert-Fedorovビームシフト(IFS)に対する不整合歪みの効果を理論的に研究した結果を報告する。幾何学的なYIG/GGG界面近くの機械的歪みがIFSとTMOKEの双方を増強できることが分かった。後者は,p偏光の入射ビームに対してのみ観測することが可能で,半波条件が満たされる場合には歪みによって大幅に増強され,また大きくはないが準Brewster入射に近い場合にもある程度増強されることが判明した。入射角が双方の層に関して半波条件を満たす場合,IFSは歪みと共に大幅に増加することも分かった。一般に,IFSピークの振幅および符号は,楕円率,偏光楕円の傾きおよびヘリシティなどを含む,入射波の偏光状態によって主に支配されることが分かった。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気光学効果,磁気光学効果 

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