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J-GLOBAL ID:201702215316972499   整理番号:17A0439421

ラットモデルにおいて高水素水摂取はNrf2/抗酸化防御経路の賦活を介して口蓋創傷治癒を加速する

Hydrogen-Rich Water Intake Accelerates Oral Palatal Wound Healing via Activation of the Nrf2/Antioxidant Defense Pathways in a Rat Model
著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.5679040 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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創傷治癒プロセスは,損傷した組織の完全性と機能を回復しようと試みる。加えて,創傷治癒において,炎症促進性サイトカイン,増殖因子,そして酸化ストレスが重要な役割を果たす。本研究の目的は,高水素水摂取がラット口蓋組織でNrf2/抗酸化防御経路の賦活を誘導し,全身性酸化ストレスと炎症促進性サイトカインレベルを減じ,治癒関連遺伝子を促進するかどうかを明らかにすることであった。口蓋領域に円形切除創傷を作り,創傷治癒プロセスを観察した。ラットを,高水素水または蒸留水の何れかを消費する2つの実験群に分けた。高水素水の摂取において,口蓋創傷治癒プロセスは,対照群のそれより加速した。分子水素がNrf2経路を上方調節するので,全身性酸化ストレスは抗酸化活性の賦活により減少した。更に,高水素水摂取はラット口蓋組織において,炎症促進性サイトカインレベルを減じ,治癒関連因子の発現を促進した。結論として,高水素水摂取はNrf2/抗酸化防御経路の賦活を通じて複数の有益な効果を示した。本研究の結果は,高水素水の経口投与が酸化ストレスと炎症応答を減ずることにより創傷治癒プロセスに有益であるという仮説を支持する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究  ,  外傷の治療 

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