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J-GLOBAL ID:201702215390693179   整理番号:17A0135282

変革が進むエネルギー市場...電力・ガス制度改革の行方-第8回-公営ガス事業の民営化に伴う事業機会 保安ノウハウ獲得,顧客利便性向上のメリット

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巻: 50  号:ページ: 28-29  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: G0075B  ISSN: 2185-0364  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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公営ガス事業は,昭和30年代半ばころから進められた国産天然ガス開発に合わせて広がり,2016年12月末時点の公営ガス事業者は26団体である。都市ガス小売事業では,ガス調達,料金徴収,保安業務,顧客サービスなどのさまざまなノウハウが必要であり,電力小売事業と比べて相対的に参入障壁が高い事業である。公営ガス事業の民営化は,新規参入を目指す事業者にとって,都市ガス小売事業のノウハウを獲得し,事業拡大を図る上で絶好の機会となる。また公営ガス事業者に民営化を提案するに当たってのポイントとして,次のような点が考えられる;(1)公共サービスとしての品質向上(保守点検の徹底,老朽インフラの改善等)(2)顧客利便性の更なる向上(民間事業者ならではのサービス等)(3)行政との連携(4)地域への還元。近年のコンセッション(公共施設などの民間運営)導入に関する機運の高まりも新規参入者にとって追い風であり,公営ガス事業の民営化は,都市ガス小売事業への新規参入を検討している地域密着型の事業者(LPガス事業者やCATV事業者など)にとって,事業基盤を拡大する大きな機会となり得るだろう。
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分類 (1件):
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エネルギーに関する技術・経済問題 

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