文献
J-GLOBAL ID:201702215398282910   整理番号:17A1481018

インターロイキン6機能の阻害は変形性関節症により誘導された中枢感作と疼痛行動を減弱する【Powered by NICT】

Inhibition of interleukin-6 function attenuates the central sensitization and pain behavior induced by osteoarthritis
著者 (9件):
資料名:
巻: 811  ページ: 260-267  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
慢性とう痛は変形性関節症(OA)患者における最も顕著なと障害症状であり,その基礎となる機構は大部分不明のままである。,炎症性サイトカイン,インターロイキン-6(IL 6)は,慢性疼痛のいくつかのげっ歯類モデルにおける中枢性感作の発達と維持に決定的に関与している。本研究では,ヨード酢酸ナトリウム(MIA)-誘起されたOAラットの後角におけるIL-6媒介神経適応を解明することであった。IL-6発現の有意なアップレギュレーションをモデル化ラットにおける後角で検出された。トシリズマブによるIL-6機能の遮断は顕著に同側後角の星状細胞とミクログリアの活性化を抑制し,後角ニューロンにおけるc-Fos免疫反応性を減少させ,MIA誘発OAラットの後角におけるグルタミン酸受容体サブユニットGluR1とNR2Bのアップレギュレーションを減弱させた。さらに,トシリズマブの投与は体重負荷試験の性能を有意に改善し,モデル化されたラットにおける機械的アロディニアを軽減したことを報告した。これらのデータは,慢性とう痛の根底にある脊髄IL-6仲介機構を示し,OAの設定における慢性とう痛に対するトシリズマブの潜在的治療効果を提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 

前のページに戻る