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J-GLOBAL ID:201702215443489263   整理番号:17A0186245

振動・音響信号を利用した建築物のシロアリ防除に関する研究

著者 (2件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 100-107  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: G0162A  ISSN: 0369-4232  CODEN: NIOGAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本における木造建築のシロアリによる被害は大きな問題となっている。これまでの化学薬品を使用する方法に替わる,シロアリ防除システムの構築が求められている。最近進めている,振動・音響信号を利用したシロアリ駆除の研究について概説する。シロアリが木材中に摂食中に発生する振動を測定・分析し,木材に振動・音響信号を付加することが摂食活性に及ぼす影響を調べた。具体的には研究の対象と目的,実験方法,木材を接触する際に発生する振動の測定,振動・音響信号が摂食活性に及ぼす影響にわたって述べる。
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分類 (2件):
分類
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その他の音響応用  ,  木質材料の製造・加工一般 
引用文献 (17件):
  • 吉村 剛,′′シロアリ被害の現状と対策,′′木材工業,62,234-237(2007).
  • 吉村 剛,′′環境調和型のシロアリ防除を目指して,′′住まいとシロアリ,今村祐嗣,角田邦夫,吉村 剛 編(海青社,大津,2000),pp.147-155.
  • A. Suwisto, T. Otsuru, R. Tomiku, N. Okamoto and W. Maeda, ′′Vibration signal role in food size preference on Japanese termites Coptotermes formosanus,′′ Proc. Youngnam Kyushu Jt. Conf. Acoustics 2009, Andong, Korea, pp. 9-12 (2009).
  • M. Fukada, T. Otsuru, R. Tomiku and N. Okamoto, ′′Basic study on vibration signal role in feeding activity on subterranean termites Coptotermes formosanus: Relationship between vibration signals and feeding activity,′′ Proc. Inter-Noise 2011, Osaka, No. 435554, pp. 1-6 (2011).
  • 富来礼次,大鶴 徹,岡本則子,深田益央,井上正文,田中 圭,吉村 剛,J.Lai,′′バイオ・アコースティクスを利用した木造建築物の長寿命化に関する基礎的研究,′′音響学会建築音響研資,AA2012-7,pp.1-8(2012).
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