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J-GLOBAL ID:201702215450459880   整理番号:17A0444191

東日本大震災における福島第一原子力発電所事故により汚染された広葉樹からのセシウムの除去と葉リターの量を減少させるための方法の評価【Powered by NICT】

Evaluation of a method for removing cesium and reducing the volume of leaf litter from broad-leaved trees contaminated by the Fukushima Daiichi nuclear accident during the Great East Japan Earthquake
著者 (2件):
資料名:
巻: 172  ページ: 516-524  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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福島県境界南部宮城県丸森町と福島第一原子力発電所事故後,森林地域におけるセシウム沈着に関する懸念した。本論文の著者の一人は,森林域からの葉リターを調査継続。落葉は下流域への森林からのセシウム汚染の源である可能性があるので,湿式酸化,葉リター中の本研究の著者,落葉量とセシウム濃度を減少させ,非放射性のものから放射性核種を分離する技術としての一つにより提示された方法の単純化したバージョンを考察した。法三実験を試験した。実験1では,政府の除染作業の実施のための0.23μSv/hの国家標準しきい値よりも空気量と面積が大きくなる近くの森林端部での小河川の表面から新葉リター(232 Bq/kg)を使用した。上記河川牧草地周辺から採取した古い葉リター(705 Bq/kg)への湿式酸化を適用した実験2。も純水を用いたセシウム放出試験のための実験3では同じ葉リターを用いた。実験1と2では,次亜塩素酸ナトリウム溶液による葉リターを処理し,次亜塩素酸ナトリウム濃度および反応温度を最適化した。落葉量の50 60%減少し,セシウム濃度の60%減少を測定した。さらに,セシウムウォッシュアウトの量を測定した。実験1のセシウム収支はセシウムガス化(この元素は600°Cで揮発性であることを傾向として湿式酸化は,空気中セシウムを回避)を示さず,高い次亜塩素酸ナトリウム濃度と高温は葉リター減容とセシウム除染に強い正の効果を持っていたことを示した。実験2では,異なるセシウム濃度の葉におけるこれらの結果の再現性を確認し,種々の条件で採取した。も落葉量とセシウム濃度低減の背後にある機構を説明することができた。実験3では,水の表面および水溶性セシウムの寄与に存在する物質の影響を調べるのに役立つ。葉リターの化学組成の変化に及ぼす同時実験により,この修飾湿式酸化法は酸不溶性リグニンの除去に影響を及ぼしたことを確認した。,耐火物成分,リグニンの除去は提案した簡単化した湿式酸化の実施後に残った残留物のより良い利用を可能にすると思われる。このように,実際の廃棄物は残渣よりも小さなことができた。残基で観察されるより小さいセシウム濃度と共に,本研究で提案した方法は,セシウムを含む落葉に起因するリスクを緩和するために寄与すると期待される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響  ,  環境の汚染及び防止  ,  水質汚濁一般  ,  その他の汚染原因物質 

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